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やっぱり日本が一番!

2012年08月08日飯田 直久弁護士

少し早めの夏休みをとって中国の成都に行ってきました。

成都といえば、言わずと知れた蜀の都。三国志では天嶮に囲まれた要塞といわれ、容易に他国からの侵略を許しません
でした。
今は飛行機でひとっ飛び。結構田舎の都市なのかなあと予想していたら、近代的な空港には洒落たお店が並び、何処を見ても人、人、人。街には新宿に負けない高層ビルが建ち並び、道路は何と片側6車線のところも。

ところが、東京を遙かに凌ぐ交通渋滞の嵐。車は少しでも先に行こうと、右に行ったり左に行ったりと車線を変えて抜きあっています。その間を、赤信号でも構わず、歩行者や自転車が縫う様に通り過ぎて行きます。レンタカーなんてとても借りる気になりません。
楽山に大仏を見に行く途中、ツアーの車に乗っていたところ、後ろから突然「ガツン」と衝撃が!後ろの車両は、見たところ普通の家族連れ。ところが、凹んだバンパーを指さしながら、運転手同士で言い争いが始まりました。追突した方まで「たいして凹んでないのにそんなに修理費がかかる訳ないだろ!!」(想像に基づく和訳)と、私には分からない早口の中国語で怒鳴っています。謝るなんて雰囲気はこれっぽっちもありません。

結局警察も呼ばず、200元(2600円くらい)で一件落着。これで本当に修理できるのかなあ。
でも、ぶつけられた方の運転手さんはチョット嬉しそうでした。どうやら、中国は自力救済はまだまだ当たり前の様で、弁護士の出る幕もなさそうです。
こんな中国を見たら、飛行機の飛び交う空を見ながら、さぞかし諸葛亮も嘆いているんじゃないかなあ。でも改めて、日本に生まれて良かったなあ・・・と深く思った次第です。

日本ではパンダの赤ちゃんの悲報が流れていましたが、パンダの子供を抱っこして、癒やされて帰ってきました。でも1分で一人1300元は高かったなあ。

こちらに記載の事務所情報等は執筆当時の情報です

 
 
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