ページの先頭です。
本文へジャンプする。
サイト内共通メニューここまで。

弁護士白書

2013年06月25日大堀 健太郎弁護士

 弁護士白書、という出版物をご存知でしょうか。

 日弁連(日本弁護士連合会)より、年1回発行される出版物で、弁護士数などの基本的な情報から弁護士の活動状況に関する統計など、様々な事項が載っている白書です。読んでみると、いろいろと知らなかったことや、面白いデータなども載っていたので、少し紹介してみます。

 

 2012年の弁護士白書の特集は、1つ目が「東日本大震災に関する日弁連の被災者支援活動」で、2つ目が、「統計からみる司法制度改革」という特集でした。

 

 「東日本大震災に関する日弁連の被災者支援活動」の特集の内容は、そのタイトルのとおりですが、東日本大震災後の日弁連の活動と社会のできごととを時系列に並べて紹介していたり、被災地における法律相談内容を分類していたり、法律相談割合の推移をまとめていたり、各弁護士会の被災者支援活動の概況を紹介していたり(もちろん、横浜弁護士会の行っている支援活動も紹介されています)と、なかなか読みごたえのある内容でした。

 

 また、2つ目の特集「統計からみる司法制度改革」では、1990年~2011年の間における、司法改革、特にその中でも弁護士に関わる様々な統計データを紹介していました。弁護士数はもちろんのこと、弁護士1人あたりの人口比較や、民事裁判手続や刑事裁判手続についての経年変化が分かるデータなどが紹介されています。神奈川県では、1990年には弁護士1人あたりの人口が1万5678人(弁護士数509人)のところ、2011年には、7449人(弁護士数1216人)のようです。経年変化が分かって興味深い内容でした。さらに、そうした数値だけでなく、事務所の経営形態の変化、弁護士の収入と所得の変化、過去に行った調査での職業生活に対する満足度についての回答結果の紹介などもされていました。

 この中で、特に興味深かったのは、弁護士としての将来性に対する満足度についての1990年調査、2000年調査、2010年調査のそれぞれの調査結果の比較です。日弁連のホームページでご覧いただけますので、興味があれば、ぜひご覧になってください。

 

 なお、日弁連のホームページより、上記で紹介した特集のほか、弁護士白書に記載された基礎的な統計情報について、一部内容をご覧いただけます。興味がある方は、読んでみると、普段知らなかった弁護士にまつわるいろいろな情報を知ることができるかもしれません。

 
 
本文ここまで。