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台北を訪ねて

2017年12月01日福井 康朝弁護士

 先日、親しくさせて頂いている台湾出身の会社経営者の方のご好意で、台北を訪れる機会を得ました。台湾初心者の私は、日本は秋だけど、台湾は南国だと思い込んで夏服を用意していったのですが、思ってたより寒い!ホテルの近くに日系デパートがあると聞き、さっそく防寒着を探しに行くことにしました。

 新光三越百貨店は、ディスプレイの雰囲気が日本と多少異なる感がありましたが、入っているブランドは日本とほぼ同じ。従業員の方々も英語だけでなく、日本語で意思疎通ができます。皆、フレンドリーで礼儀正しく、外国にいる不便さを感じません。台北市内には三越やそごうといった日系百貨店以外にも、ホテル、コンビニ、100均、ラーメン屋、ファーストフード店まで、日本で慣れ親しんでいたチェーン店が多数点在。台湾に多くの日本企業が進出しているとは聞いていましたが、これほどに日本の企業が進出しているとは驚きでした。

 中正記念堂(蒋介石記念館)や故宮博物院といった観光地を回りつつ、台湾高等法院(高等裁判所)を見学してきました。台湾では、刑事事件・民事事件を審理する裁判所とは独立して知的財産権等を扱う裁判所、行政事件を扱う裁判所があり、審理方法も大きく異なるようで、専門化が進んでいます(日本でも同様に知的財産高等裁判所があり、行政事件についても主要都市には専門で担当する部があります。)。
 傍聴まではできなかったのですが、IT化も相当進んでいるらしいです。「これだけ多くの日本企業が進出しているのだから、相当数のしかも複雑な事件があるだろうなぁ」などと考えながら、石造りの荘厳な裁判所を眺めていました。

 台北郊外の観光地では、その土地ならではの美しい情景を見て、また特別な体験をしました。十分(シーフェン)は線路の両側にお店が連なり、線路上で天灯(直径1メートル程度の紙製のランタン)を空に飛ばす体験が人気なのですが、この線路、廃線じゃないんですね。一時間に一本程度しかないローカル線ですが、まだちゃんと電車が通っている線路の上で天灯を飛ばします。お店の間をスレスレで電車が通っていく様はかなりの迫力です。

 日本に来た中国の観光客が線路に立ち入って、問題になることがありますが、「なるほど、こういうことか」と。線路が立ち入り禁止だと知らずに入ってしまった人も相当数いたかもしれません。「線路に立ち入ってはいけない」というのは世界共通の「常識」ではなかったのですから。観光大国を目指すのなら、「日本のルール」を観光客に向けて発信して、「善意」による違反を未然に防ぐための努力をしていくことも必要かもしれません。

 毎日のように闊歩している横浜中華街に似ているようで、新しいことを色々と感じさせてくれた台湾でした。

写真1
写真2
 

執筆者情報

弁護士名 福井 康朝
事務所名 扶桑第一法律事務所
事務所住所 神奈川県横浜市中区弁天通2丁目21番地アトム関内ビル2階
TEL 045-201-7508(代表)
FAX 045-201-7509(代表)
Webサイト http://www.hanamura-law.com/

 

 
 
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