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二度なき司法修習

2018年05月18日石井 和樹弁護士

 司法試験合格者が弁護士,裁判官または検察官になる資格を得るための実務研修のことを司法修習といいます。

 かく言う私も,去年の今頃は司法修習生であり,岩手県盛岡市に住んでいました。

 修習は1月に始まりますが,1月の盛岡は,横浜育ちの私には信じられないくらい寒いです。ある朝起きて,鍵を開けたのに窓が開かない...。結露した水滴が凍り,窓とサッシがくっついたからだという原因は,それはそれは衝撃的なものでした。

 約4カ月間の盛岡での弁護修習では,盛岡市内における事務所内,裁判所内での弁護士の仕事をみるだけでなく,宮古,花巻,遠野,大船渡,そして北上など岩手県内の様々な地域への法律相談などに同行させていただきました。たくさん学び,現地のおいしい食べ物もたくさんいただきました(ホヤ美味しいですよね?)。

 皆さんは盛岡にある「二度泣き橋」をご存知でしょうか。

 「二度泣き橋」は盛岡駅から大通商店街へ続く道中にある開運橋という橋の呼び名です。由来は諸説あるようですが,盛岡に転勤となり「なんと遠いところまで来てしまったのだろう」と嘆き,1度目の涙を流したサラリーマンが,盛岡での勤務期間を終えてやっと帰れるようになった時,「ここを離れたくない」とのさみしさから,橋で2度目の涙を流したお話に行きつくそうです(細かなところはうろ覚えです)。

写真

 「絶対泣くよ?」と言われると,「絶対泣かないよ?」と思ってしまうあまのじゃくな私。1年の修習期間中,開運橋を通る度にこの話を思い出していた結果,私にとって,開運橋は,二度泣き無き橋となってしまいました。

 そんな私でも,修習終了にあたり,弁護修習先の先生方にお礼を申し上げた後,屋内なのに,やけに目にごみが入り続けていたことはここだけのお話です。

 

執筆者情報

弁護士名 石井 和樹
事務所名 狩倉総合法律事務所
事務所住所 横浜市中区本町三丁目24番地 本町中央ビル9階

 

 
 
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