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芸人弁護士

2018年06月15日藤塚 雄大弁護士

 「はいどうもー!」県内のとある野外ステージで、観衆を前にスタンドマイクを挟んで並び立つ私、と、空間。誰もいない。いや、誰もいないように見えるだけで、マイクを挟んでそこには透明人間がいる。私は透明人間の「まさるくん」と漫才コンビを結成して活動している芸人弁護士である。

 私が初めてお笑いに手を出したのは中学生の時だった。その中学校では、毎学期末に、学級委員会が主催して学年集会を開くことになっており、私も主催の一人であった。その集会の進行について話し合う会議で、私は「どうせ誰も聞いてないからコントをやるべき」という完璧な理論を唱えた。そのため、学年集会後、参加者の頭には<夏休みの注意事項>ではなく<コント「アナウンサー学校」>しか残らないこととなった。今にして思うとあの夏少年事件が起きていなかったかが気になるところである。しかしそのコントがそれなりにウケたことで味をしめた私は、高校時代にはM-1甲子園に挑戦し、大学入学後は寄席演芸研究会でピン芸人として活動した。その後司法試験受験による活動中断を経て、冒頭の漫才コンビ「まさるバンド」を結成するに至った。

 結成直後には、コンビでありながらもピン芸人日本一を決める大会「R-1ぐらんぷり」に出場することが許され、学生時代もなしえなかった二回戦進出を果たした(アマチュアで二回戦に進むことはなかなかの快挙)。神奈川県主催のお笑いコンテストでは一位になり、様々なイベントにも出演するなど、未熟ながらも少しづつ実績を積んでいる。

 ネタには、コンビの片方が法律専門家である以上、社会問題を取り入れるようにしており、少しは見てくれた人のためになるようにしている。また、お客さんの感想からすると、「堅苦しい」弁護士のイメージの改善にも一役買っているようである。

 現に存在する多くの社会問題に対し、弁護士は法律の専門家としての視点を発信できるし、むしろ存在意義からしてそうすべきだと思う。その発信方法の一つとして、お笑いがあっていいはずだ、などとそれっぽいことを言って、本稿を締めくくる。

 

執筆者情報

弁護士名 藤塚 雄大

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事務所名 横浜法律事務所
事務所住所 〒231-0012
横浜市中区相生町1-15第2東商ビル7階
TEL 045-662-2226
FAX 045-662-6578
Webサイト https://yokohamalawoffice.com/

 

 
 
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