ラジオの魅力

2021年12月03日石川　路子弁護士

　最近、何をするにもラジオを聞きながら、ということが多い。小さいころは、朝はラジオを聞く習慣があり、ラジオが時計代わりであった。大学生になってからは、車で移動することが多くなり、深夜の番組を聞くことが多かった。友人と遊んだ帰り道、車内でいつものパーソナリティの声を聞くと、夜中に一人であることを忘れ、妙な安心感を覚えたものである。

　その後、しばらくラジオからは遠ざかっていたのだが、最近radikoやpodcastなどで、再びラジオを聞くようになった。インターネットさえあれば移動中でも聞けるので、仕事以外の時間は、ほとんどラジオを聞いているのではと思うほどラジオ漬けの生活を送っている。

　まず、平日の朝は、ニュース番組を聞く。起床して、番組を流し始めた途端に不思議と脳が仕事モードに切り替わる。番組が終わる頃、ちょうど事務所に到着する。そして、日中の移動や帰宅時は、エンタメ系、主にお笑い芸人の番組を聞く。直前までうんうんと頭を悩ませていても、ラジオを聞き始めるとすっかり仕事のことは忘れてしまう。頭の切り替えのスイッチになっている。

　また、ラジオはテレビと違って、視覚が奪われないので、作業をしながら聞くのにぴったりである。家事や運動など、時には気持ちが乗らないようなことも、ラジオをつければ不思議と体が動く。耳以外の身体は空いているので、動かさないのはなんだかもったいないと考えてしまうのだ（もっとも、仕事は別である。仕事は考えることが多いため無音でないとできない。）。その点で、ラジオは行動の動機付けにもなっている。

　ラジオにはまって以来、徐々に聞く番組が増え、最近では、平日のニュース番組に加えて、歴史番組、お笑い芸人の番組を毎週６本（ときどき＋α）、聞いている。計算してみると週に２０時間以上もラジオに費やしているようである。さすがに、これ以上時間を捻出するのは難しそうだが、面白そうな番組は、まだまだたくさんある。

　今日も仕事を終えてラジオをつける。結局は、無音（仕事）の時間があってこその楽しみなのかもしれない。

 

執筆者情報

弁護士名	石川　路子
事務所名	横浜みなみ法律事務所
事務所住所	横浜市戸塚区戸塚町4808番地 トヨダビル2階
TEL	045-861-7411
FAX	045-861-7540

 

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