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素敵な靴とは

2022年09月02日楠田 真司弁護士

 ヨーロッパには,『素敵な靴を履くと素敵な場所へ連れて行ってくれる』という諺があるようです。

 私がこの諺を知ったきっかけは,15年以上前に観たドラマですが,弁護士として働きだしてからは,この諺を意識して,できるだけ靴にこだわろうとしております。

 靴といっても千差万別ですが,私がこだわりを持っているのは革靴です。

 弁護士もスーツを着る機会が多いので,革靴を履く機会が多いのですが,せっかく履く機会が多いにもかかわらず,革靴にこだわらないのはもったいないと思い,革靴を中心にこだわりを持とうと心掛けています。

 それでは,何をもって,素敵な靴といえるのでしょうか。

 もちろん,高価な靴であれば素敵な靴ともいえそうですが,私が思う素敵な靴とは,本人の足に合った,よく手入れされている靴です。

 色々な革靴がありますが,革靴にはそれぞれ木型があり,靴の履き心地はその木型によって異なります。そして,既製品であれば,自らの足に合っていないものがほどんどであるところを,履き続けていくことで,靴底が沈み,革がなじんでくることで,履き主の足に合うようになっていきます。このように靴が足に合っていく過程をとても楽しく感じています。

 また,たとえ本人の足に合った靴だとしても,手入れがされていなければとてももったいなく感じてしまいます。ここで,手入れがされているとは,決して傷一つない状態を指すものではないと考えています。靴は消耗品であるので,どんなに大切に履いても傷ついていきますが,そのような傷も含めて,できるだけ綺麗に保とうと手入れがされていくことで,自分だけの靴になっていくものだと感じております。

 そのようなことを考えながら毎日靴を見ながら歩いていると,下ばかり見てしまい,危ない目にあったりするので,私の靴が素敵な場所に連れて行ってくれるのはいつになるのかわかりません。

写真1

筆者の革靴

 

執筆者情報

弁護士名 楠田 真司
事務所名 川崎ひかり法律事務所
事務所住所 川崎市川崎区東田町8番地パレール三井ビルディング11階1101号室
TEL 044-223-4402
FAX 044-223-4403

 

こちらに記載の事務所情報等は執筆当時の情報です

 
 
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