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キイチゴについて

2023年01月27日大森 望弁護士

 私は色々なものをとって食べたいのです。横浜市泉区出身ですので特別に豊かな田舎育ちということではないのですが、小さいころから身の回りの植物をとって食べていたように思います。その後大人になり、委員会活動で訪れた鎌倉広町緑地で食べた桑の実と、奄美大島で食べられなかったキイチゴとによって、植物をとって食べることへの執着をはっきり自覚させられました。

 というわけで、キイチゴって知っていますか。キイチゴはバラ科の植物で、だいたいトゲがあります。ラズベリーとかブラックベリーとかってありますよね。あれがキイチゴです。果実の中が空洞のものがラズベリーで空洞じゃないものがブラックベリーという整理で、黒いラズベリーってのもあります。

 在来種キイチゴについてお話しします。果実が流通しているものは欧米原産で品種改良が加えられたものだと思いますが、日本在来種のキイチゴも存在します。私の理解する限りでは在来種はすべてラズベリーでブラックベリーはありません。私が自分の目で確認した野山や公園に自生している種は、モミジイチゴ、ナワシロイチゴ、カジイチゴ、クサイチゴ、クマイチゴ。春から初夏にかけて、食べごろが訪れます。クサイチゴは草っぽい名前ですがキイチゴです。クマイチゴは粒々が尖っていてともて美しいです。カジイチゴはトゲがなくて栽培にはおススメ。自生しているのを見たことはないのですが、通販で苗を買ったエビガライチゴは赤い毛でモジャモジャです。まだ見たことがないクロイチゴも手に入れたい。ブラックベリーじゃあないんです。

 在来種キイチゴの世界に触れてみたい方へのおススメ絵本があります。福音館書店の「きいちご だより」です。「ほんものの おおきさ」の絵と動物たちの手紙で在来種キイチゴを豊富に紹介してくれています。

 野山でキイチゴ発見は大きな幸せ。あなたが今までヘビイチゴだと思っていたものは実はキイチゴかも!?

写真1

きいちご だより

写真2

カジイチゴの実

 

執筆者情報

弁護士名 大森 望
事務所名 横浜希望法律事務所
事務所住所 横浜市神奈川区鶴屋町2丁目21番1号ダイヤビル503号室
TEL 045-548-4120
Webサイト https://www.omoribengo.com/

 

こちらに記載の事務所情報等は執筆当時の情報です

 
 
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