横浜弁護士会新聞

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2000年9月号(4)

 
島八段指導将棋会
会員  大木  孝 
 平成一二年五月一三日、横浜弁護士会館四階にて恒例の指導将棋会が開かれました。御指導いただいたのは、初代竜王でA級(名人挑戦者決定リーグ)連続七期在位の花形棋士、島朗八段です。午後一時にスタートした対局は、島八段が駒落ち五面指し(飛車や角などの駒を抜いた上手が五人を相手にして五局同時に指すこと)で行いました。
 迎え打つはいずれも腕自慢の棋士達ですが、田子、松延の当会きっての実力者が次々にねじ伏せられ、中堅どころの高柳、沢藤も無念の惨敗、期待の新鋭斉藤(尚)、田中(誠)も島八段の軍門に下るなか、かろうじて勝ち名乗りを挙げ一矢を報いたのは、他ならぬ筆者でありました。以下右の勝ち将棋について、昔の観戦記風に説明させていただきます。
 「下手(したて)、定跡外しの秘策石田流で臨んだ血戦もいよいよ終盤を迎えたり。指をしならせて上手陣奥深くに放った下手渾身の角打ちに対し、上手軽々に銀を逃がすや、返す刀で角獲りの金引き、されど下手も王手の歩成りから盤上この一手、自陣に馬を引き付け攻防の要とせん。上手なおも美濃城急所の金めがけて手裏剣の歩を放ち、なお岩も砕けとばかりに飛車を叩き付けて一刀両断の構え。ここぞ天下分け目の関ケ原と思いきや、下手ずいと睨んで自玉の詰まざるを読み切り、敵牙城に向けて勇躍飛び立つ天駆ける馬。肉を切らせて骨を断つ下手疾風怒濤の寄せの締めくくりは、手筋の『玉腹の銀』にて、さしもの上手も万事休す、投了と相なりにけり。無言で天を仰ぐ下手の胸中に去来したるは臥薪嘗胆の日々・・・」とまあこんな風になりましょうか(最後は講釈師風になってしまいましたが)。
 午後六時までの熱戦を終え、対局後は恒例の中華街での懇親会。料理と田子会員持参のワインに舌鼓みを打ちながら将棋談義に花を咲かせた後も、島八段には野毛のカラオケ二次会、小田急線某駅近くの三次会と最後までお付合いいただき、見事な喉の御披露もあって(松田聖子の「あなたに逢いたくて」が十八番)、出席者一同大変有意義な一日を過ごすことができました。
 筆者も島八段から贈られた「青雲の志」の言葉を座右の銘として、日々精進して行こうと決意したのでありました。

阿部・鈴木選手、
弁護士サッカー世界大会に参加inモロッコ
 六月二日から一二日まで、モロッコに於いて「第一〇回LAWYERS WORLD FOOTBALL CUP」(弁護士サッカーW杯)が開催され、鈴木健、私が、当会サッカー部員としては初めて日本代表メンバーとして参加した。
 このW杯は、世界の弁護士サッカープレイヤーが集い二年に一回開催されている大会で、今回はフランスを中心とする欧州や北米、南米などから四四チーム(原則一都市で一チーム)が参加した。日本チームは東京・大阪を中心とする連合チームで、アジア圏からは唯一の参加であり、今回で三回目の参戦となる。
 日中は気温が三〇度を遙かに超えるモロッコで、日本チームは八試合を戦い八敗(二PK負け)であったが、組み合わせや得失点差などの関係で四〇位という結果だった。鈴木選手はGK、私はDFとしてそれぞれ一試合に出場し、それなりに活躍をした。なお、優勝チームはサンタ・フェ(アルゼンチン)。
 閉会式では各国の弁護士との懇親会(?)も催された。
 今後も当会からの参加者が増えればと思うとともに、両選手の日本代表での経験を生かし、当会サッカー部「横浜弁護士会FC」としても是非、秋の全国法曹サッカー大会(横浜開催)での優勝を期待したい。
(会員 阿部 雅彦) 

マリナーズ敵地で四連勝
「当然でしょう」瀬古監督談
 今年の野球部は意欲的だ。春浅き三月から始動し、四月以降は各地弁護士会チームへの殴り込みに打って出た。その成果は次のとおり。
(1)四月二二日岐阜戦 九−七 勝・西村 勝打・野木
(2)四月二三日名古屋戦九−四 勝・畑中 勝打・西村
(3)五月二七日埼玉戦 九−四 勝・畑中 勝打・河合
(4)六月三日仙台戦 二−一 勝・畑中 勝打・阿部泰
 若手の野木、喜多、島崎あたりが成長を見せ、ベテラン西村や田中学も気を吐いている。どっこい四番岡部の打棒復活も大きいし、畑中投手も好調らしい(多分ね)。仙台戦での阿部の一撃は、レフトスタンド上段への特大弾だった。とまあ、監督ニンマリのようだが、実は最近ミスも多いので、すぐまた監督ダンマリになりかねない。これから夏に向けての課題はチームプレーの強化というところか。各自精進あれ。
 それにしても、野球後のビールがうまい季節である。
(会員 畑中 隆爾) 

札幌北広島プリンスゴルフ場で夏合宿
 今年も恒例の横浜法曹ゴルフ会の夏合宿が七月二八日、二九日に札幌北広島プリンスゴルフ場で行われた。参加者一七名は、普段の心がけがよいため、爽やかな気候の中で、二日間プレーを楽しむことができた。
 今年の月例優勝杯取切り戦は田中隆三、豊島昭夫、武内大佳、清水規廣、庄司道弘、高田涼聖の六名の会員で争われた。
 初日は円熟のゴルフで豊島会員がリードし、そのまま逃げ切るかと思われたが、二日目、庄司会員の猛追撃で、結局庄司会員がN一四六・HC三六で優勝した。
 月例会の部は、このところ何度も惜しいところで優勝を逃してきた尾立孝司会員がN一三九・HC三〇で優勝した。ミスをミスとは思わない尾立会員のポジティブな思考が優勝に導いたのであろう。
 尚、澤田久代会員の初参加により、『澤田さんと一緒に回らせて』との希望が多数よせられたが、幹事の協議の結果、申入れの際寄付をした吉川会員の希望がかなえられることになった。
 澤田会員の参加を機に、若手や女性の入会が増えることを期待しています。
(幹事 高岡 香) 

お悔やみ申し上げます
福田 稔 会員
  平成一二年八月一日ご逝去
  享年七七歳
  大正一二年二月二〇日生
  昭和三九年四月九日当会入会

10月1日民事法律扶助法施行記念シンポジウム開催
奮って参加を!
日 時 10月2日(月)午後6時より
場 所 弁護士会館5階大会議室
テーマ 『法律扶助と児童虐待』
パネリスト 亀井 時子 弁護士
  海老原夕美 弁護士
  佐藤 昌樹 弁護士
  池葉喜代子 婦人相談員
 
その他
主催 (財)法律扶助協会神奈川県支部


編集後記
 今年も夏の甲子園は終わった。
 ここ数年その終わる時期が早まったせいか、この夏が非常に暑かったせいか、高校野球が閉幕しても夏が終わった、という感じがしない。
 この新聞が出る頃は多少涼しくなっているだろうか。
 残暑御見舞い申し上げます。
二〇〇〇年九月一日 
デスク 田中 隆三   一面 中村 俊規   二面 高橋 富雄
三面 芳野 直子   四面 狩倉 博之      


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