横浜弁護士会新聞

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2004年7月号(3)

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支部便り 川崎支部 56期司法修習生支部研修実施 −恒例の川崎競馬場見学も−
副会長  本間 豊
 最近愚痴っぽく、情けない話が多いと注意されているが、ついまた愚痴ってしまう。今の執行部に対して会員が全幅の信頼を寄せているのではと勘違いするほど総会などへの出席率が低い。
 愛知や福岡は、議案についてそれほどの対立がない場合でも多数の会員が議会に出席することや、東京から当会に移った会員が出席者の少なさにびっくりしたなどの感想を聞く。
 執行部としては鋭い問題点の指摘などがなければそれはそれで楽でいいのだが、理事者会では、会員からの質疑で難しい意見などが出ることを想定して事前準備をする。そのような懸念が表面に出ることなく無事に終わるとホッとするとともに、参加者が少なかったり、意見が出ないとこれでいいのかという疑問ものこる。
 総会などの定足数が確保できないと大変なので、出席数確保のための作業が増える。FAXだとゴミ箱直行なので電話掛けを手分けする。電話しても不在がほとんど。違反となるので代理人への委任状を促すこともできない。弁当を出すなどの不純な考えも浮かぶが、そんなお金があるわけないし、出席者には会費減額などという過激な提案をすると大変な議論になってまた忙しくなるし、などと毎日山のように積まれる決裁文書にシャチハタの印を押しながらブツブツつぶやいていた。
 ふと気が付くと私は総会担当ではなかった。担当の会計は毎日出金の印を押さないと金を出せないし、人事は次々と推薦依頼が来るし、あ・仲センターの規則改正のための準備が必要だし、刑事法制では法律が成立してしまい今後どうするかを悩まなければならないし、司法支援センター対策も手探りで動いている最中だし、人権擁護は声明や要望などの案件を沢山出してくるし、これだけでも手一杯だったことに思いが戻った。処理課題が多すぎるから出席率アップの問題は誰かの名案が出るまでつい棚上げにしてしまいそう。

私のホビー
旧街道を歩く
飯田 伸一 会員
そうだ散歩があるじゃない
 昔、私はスキーとテニスが趣味と言っていた。ところが、これらは技術を要し、おまけに、テニスは相手も必要だ。
 1999年秋、書店で東海道五三次の五冊組のガイドブックを手にした。地図上に旧街道を示し、見どころの説明もくわしい。
 これだと思い、ガイドを手に2000年1月4日、東海道五三次の旅に出た。休日を利用して歩ける所まで行き、次の休日にそこから歩き継いで行く方法である。寄り道しても見どころを外さない、名物料理・地酒・地ビールも味わうという目標を立てた。
箱根の坂は痛かった
 01年9月8日、箱根の坂を越えた。下りの西坂で、足を滑らし、ドン。思いきりしりもちをついた。痛かった。
とろろ汁を食べられた
 02年3月2日、20番目の宿、静岡郊外丸子の宿を訪ねた。芭蕉が「梅若菜、丸子(鞠子)の宿のとろろ汁」と詠み、広重がその店先を描き、一九の『東海道中膝栗毛』で、店の主人とおかみが夫婦げんかし、とろろまみれになり、弥次・喜多は食べそこねたとろろ汁を、私は無事に食べた。うまかった。感動した。
上がりは三条大橋
 かくて、02年12月7日、京都、三条大橋西端の弥次・喜多の像に迎えられ、ゴール。
 492キロ、丸3年、68日の旅だった。
 楽しく、達成感もあり、仕事の励みになる。
碓氷峠に熊の幻を見た
 03年1月5日、中山道六九次538キロの旅に出た。04年3月28日、残雪の碓氷峠を越える。けもの道の難所。「熊に注意」の看板がある。人のものでない足跡も。鼻歌を唱い、歩く。曲は、「網走番外地」である。帰途、軽井沢駅で熊除けの鈴を買った。
めざすは伊能忠敬
 今年度中に中山道ゴールの予定。その後、五街道の残り、奥の細道、さらに日本一周と夢はつきない。

常議員会レポート 第4回(平成16年6月10日)
〈第1号議案〉
 各種行政関係委員等の推薦及び当会委員会委員の選任など人事案件25件につき審議した。
〈第2号議案〉
 最高裁判所裁判官候補者として、鈴木繁次会員(17期)を日弁連に推薦した。
〈第3号議案〉
 平成16年度人権賞外部選考委員として、大久保さわ子、金森トシエ、青柳幸一、松原康雄、両角晃一の5氏を選任した。
〈第4号議案〉
 小委員会で継続して審議していた旧々弁護士法5条3号による入会申込者1名の入会を許可した。
〈第5号議案〉
 2名の会員からの会費免除及び会館補修資金猶予申請を、いずれも承認した。
〈第6号議案〉
 横浜刑務所に対する受刑者の「願箋」交付に関する人権侵犯救済の申立について、「願箋」の交付が受刑者にとっては医療へのアクセスの唯一の端緒であることから、願箋交付が確実になされないことは、受刑者の適切な医療を求める権利の侵害にあたるとして、横浜刑務所に対し、「願箋交付の申出が恣意や怠慢等によって放置されることのないよう、各職員に指導徹底することを要望する」との要望書を出すことを承認した。
〈第7号議案〉
 「弁護士フェスタ」開催に関する横浜市の後援依頼について事後承認した。
〈第8号議案〉
 日弁連の「懲戒処分歴の開示制度の創設」に関する意見照会に対し、「開示制度の創設を基本的に可とするが、その開示方法、範囲、内容につき適宜見直しの必要がある」とする執行部提案の意見書について検討し、意見の要旨については了承された。なお、開示請求者の範囲の限定、開示範囲の期間的な限定の可否等について常議員から意見があり、これらの趣旨を踏まえて文言を訂正したうえ、日弁連に提出することを執行部に一任した。
〈第9〜10号議案〉
 川崎支部総会の決議により、川崎支部事務所を現在の横浜地裁川崎支部弁護士控室から同支部近くのビルに移設するため、財務室の意見を聞いて賃貸借契約を締結することを理事者に一任し、あわせて、支部規約の一部を改正した。
〈第11号議案〉
 パートタイマー就業規則の賞与に関する規程を一部改正し、あわせて今期夏季賞与の支給を決定した。
〈第12号議案〉
 法律扶助協会の業務を担当するパート職員1名の採用を決定した。
〈第13号議案〉
 関東十県会夏期研修会準備委員会の名称を同実行委員会と変更した。
〈緊急議案1〉
刑事弁護センター運営委員会による国選弁護人希望者名簿搭載の不承認議決に対する不服申立に対する具体的手続きについて検討し、次回常議員会で申立人の意見陳述を聞き、不服申立に対する審議を行うこととした。
〈緊急議案2〉
 先日の通常総会で制定された「日弁連副会長に就任した会員に対する活動費の支給等に関する暫定措置会規」に基づき、任期中、月額20万円を支給することを決定した。
常議員からズバリひとこと
 「思っていたほど堅苦しくない」というのが、初めて常議員となっての感想である。若手も討論しやすい雰囲気があり、生意気を承知で自由に発言させてもらっている。
 常議員となって、今まで会の運営についていかに他人任せだったか、反省しきりである。また、日弁連への意見書の審議や各種推薦手続の法規改正など、勉強になる事柄も多い。
 期の若い会員こそ、臆せずに常議員となることとをお勧めしたい。
(49期 武内大徳)

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