横浜弁護士会新聞

2009年4月号  −2− 目次

1000人時代の幕開け 平成20年度 理事者退任あいさつ
武井  1年を振り返ると、欲を言えばきりがないが、やるべきことはやりきった、と思う。「仕事師集団」として、派手ではないが、地道に仕事をしたというのが、わが執行部の誇りと言えるんじゃないかな。
工藤  昨年は、ついに、会員が千人を超え、共済の廃止が最初の課題になりました。
川島  間違いなく年度中に千人を超えるというので、細かいことは後で整理することにして、5月の通常総会で共済を廃止した。就任直後の何も分からない時期だったから、大変でした。
武井  共済積立金の扱いについては、ずいぶん議論したね。
川島  結局、会員アンケート、会員集会と、会員の意見を聞いたうえで、共済金は会員にお返しすることにしましたが、全額返還することになったのは、個人的には心残りでした。しかし、他方で、積立金分だった三千円について会費の値下げを避けることができたのは良かった。その点は、今後の会財政にとっては、大きな意義があったと思います。
武井  川島副会長は、法律相談センターの改革でも奮闘した。
川島  相談料も実質値下げしましたし、市民からのアクセスは大分向上するのではないかと思います。
工藤  臨時総会では、激論の末、公設事務所の新規開設へ向けた援助をしていくことが決まりました。
武井  様々な意見があったが、総会での加藤副会長の答弁は見事だった。
加藤  私の答弁はともかく、賛否双方とも、冷静に、いい議論をしていただいたと思います。言葉の力を思い知った気がします。
齋藤  副会長になるまで、公設の問題については、あまり考えたことがありませんでした。
加藤  地方の公設に行って横浜に戻ってきた若手会員の中に、都市型公設事務所の開設を求める真摯な声があって、我々も強く意識するようになりました。
武井  いわば「下からの改革」だったことが、原動力になったね。しかし、大変なのはこれから。皆で応援していく必要があるだろうね。
工藤  昨年は、関東十県会の創立50周年記念行事、関弁連定期大会と、大イベントが相次いで横浜で開かれました。
武井  準備にあたった小賀坂副会長は、だいぶ苦労していたね。
小賀坂  就任早々から忙殺されました。おかげさまで、関弁連定期大会には700人もの人が集まった。事務局の熱意に助けられ、掛け値なしに二人三脚で乗り切ったという感じでした。
齋藤  当会の事務局は、皆優秀で、意欲もある。他方で残業が多く、委員会がどのように事務局を使うかなど、仕事のあり方には検討の余地があると思います。
武井  12月31日の夜に、メールで、局長から年明けの理事者会の資料が大量に届いた。あれにはびっくりしました。事務局の負担軽減は、喫緊の課題ですね。
川島  市民からの苦情への対応も、我々も大変でしたが、事務局が本当に苦労していることがよく分かりました。
武井  11年前に私が副会長をやったころと比べると、会員に対する苦情の件数も急増したようだ。
川島  いわれのない苦情もあるとは思いますが、会員ももう少し丁寧に対応しておいてくれれば、と思うケースもいくつかありました。
工藤  横浜でのイベントも多かったですが、ずいぶんあちこちに行きましたね。
齋藤  夏から秋にかけて、上海市律師協会との友好協定締結の準備のために上海を訪問したり、水原弁護士会との交流会で韓国へ行ったりと、海外出張が続きました。
武井  上海市律師協会との友好協定は3月中に締結する予定でいましたが、先方の都合で4月になりました。会長として協定の調印ができなかったのは残念でしたが、日中友好の先駆けとして、今後の交流に期待したいと思います。
齋藤  水原では、小賀坂副会長が、サッカーの交流試合に選手として出場しました。
小賀坂  久しぶりのサッカーで気持ちがよかった。しかし、ゴールは遠かった・・・。
齋藤  現地の女子大からチアガールが応援に来てくれたんですが、シュートは「ボヨーン」という感じでしたね。副会長をやるとこんなに体力が落ちるのかと、しみじみ思いました。
小賀坂  あのチアガールは感動しました。
工藤  弁護士フェスタは12月下旬の開催になりました。
齋藤  開港記念館の抽選に外れ続け、ようやくクリスマス前の日曜日が押さえられた。ご心配をおかけしました。
小賀坂  裁判員劇には、判検事も出演してくれた。あれでずいぶん迫力が出ましたね。
工藤  私の担当で一番の思い出は、ホームページのリニューアルですね。最後はイラストまで自分で描いたので、実際に法律相談へのアクセスが増えたという報告を聞いたときは、実に嬉しかった。ただ、ホームページの宿命として、今後きちんと更新をしていくことは不可欠ですし、委員会のページも充実させていきたいところですね。
川島  ホームページでは、法律相談のネット予約システムも導入することになりました。
武井  会の情報発信力を強化することは当初からの重点課題だったが、かなりのレベルまで実現できたのではないか。ホームページの大刷新や法律相談センターの大改革のほかにも、特に地方消費者行政の充実の問題で、消費者団体や消費者相談員団体などとも連携し、県知事とも直接面談を重ねて県消費者行政予算の大幅増額を勝ち取った。県知事とは、県政の重要課題等について、今後も意見交換会を行っていくという合意をしています。
工藤  改めて振り返ると、本当に、山積する課題と正面から格闘し続けた1年でした。
武井  千人規模の大単位会として初めて迎えた年度の執行部として、常に緊張感にさらされながら、何とか頑張り抜いたという気がします。会員の皆さんに助けられて、ここまで来ることができた。感謝に堪えません。
一同  皆さま、1年間、どうもありがとうございました。

憲法問題協議会をご存じですか
 憲法問題協議会は、昨年12月15日に第1回委員会が開催され、正副委員長も決まり、正式に活動を始めました。昨年3月の常議員会で設置規制が承認されていましたが、委員の選任などの準備で多少時間がかかってしまいました。設置規制には「憲法改正その他の憲法に関する問題に関して、本会の関連委員会等の意見及び情報を交換し、かつ、憲法に関する調査研究を行い、その成果を会員に提供することにより、会内で憲法に関する認識を深めることに寄与することを目的とする」と書かれています。要は憲法問題について日頃から関心を持ってもらおう、そのための情報交換、調査研究をしようというものです。
 日弁連では2001年に憲法委員会が設置され、これまでの人権大会で「立憲主義の堅持と憲法の基本原理の尊重を求める宣言」(05年)、「平和的生存権および憲法9条の今日的意義を確認する宣言」(08年)がそれぞれ採択され、その流れの中で各単位会に憲法委員会が次々と設置され活動をしています。このような説明をすると反戦平和、改正阻止の巣窟のように思われてしまうかもしれませんが、そうではなく、10の委員会から推薦された委員の中心に「協議会」形式で、様々な分野で起こる憲法問題について自由に議論し、会員のために情報を提供していこうとするものです。
 私は過去に人権擁護委員会活動の中で、有事法制反対の会長声明をめぐって執行部との間で意見の違いを経験したことがありますが、当時の風潮の中で反対意見を述べることの難しさと、逆にその意義や必要性について深く考えさせられました。協議会では、憲法問題について会員に意見を押しつけるのではなく、会員が自由に意見を述べられるような場を提供していきたいと思っています。
(憲法問題協議会委員長 石黒 康仁)

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