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司法修習生ページ

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【69期】焦らず淡々と(東京修習・女性・30代前半)

2017年02月02日更新

 私が就職活動を始めたのは、2月に神奈川県弁護士会が主催した合同説明会が最初でした。 集合修習中であった8月にひまわり求人求職ナビを通して現在の勤務先事務所に応募し、9月に内定を頂きました。合同説明会では2事務所、そのほか、神奈川・東京・千葉の1都3県で8事務所ほど、合計10事務所ほどに就職活動を行いました。

 就職活動にあたっては、成績・年齢・性別のすべてが不利だったため、出足を早くしても、数を打ってもだめだろうと考えていました。また、ただでさえ修習や日々の生活で忙しい中、不合格を繰り返すことで気持ちが落ちてしまうことは避けたいと思いました。
 私の職歴はやや特殊な点があるのですが、この点だけは人と違うアピールになるだろうと考え、その点を強調した就職活動を行うことにしました。自分の経歴や強みをパワーポイントで作成して、履歴書と一緒に送付したこともありました。送付した事務所は全て面接に進んだため、人と違う何らかの工夫をすることは、ある程度効果的だと思いました。

 自分の興味関心のある分野を多く取り扱っている事務所に就職活動を行うことが多かったですが、選考活動では違和感を覚えることもありました。そんな折、ロースクールの恩師から、「自分が本当にやりたい分野で、かつ、そこに適性があるのなら、次第に事件の方から寄ってくる。そのときに大事なのは、それ以外のこともできる弁護士かそうでないかだ。」という趣旨のアドバイスを頂き、目から鱗が落ちました。
 そこで、いったん、自分の興味関心という狭い枠を外し、仕事をするにあたって一番大切なことは何だろうと考えたみたとき、いかに毎日気持ちよく仕事ができるかという点に尽きると考えました。
 そのような折、現在の勤務先事務所の面接を受ける機会を頂き、「ここだ。」と思い、入所したい熱意を強く伝え、なんとか採用して頂きました。

 周囲を見ても、女性の就職活動は、男性と比べてかなり厳しいのが実情です。一般社会でもそうなのだから、弁護士の社会でもやむを得ないのかもしれません。女性の修習生の方々は、最初からそういうものだと腹を括って、焦らず長期戦で臨んだ方がよいと思います。
 誰にでも自分にしかない個性があると思うので、それを工夫してアピールすること、困ったときは遠慮しすぎず周囲の手を借りること、自分にとって一番大事な条件は何かを考え、あとの条件は捨てるくらいの感覚で臨むこと、の3点が特に大事かと思います。
 就職活動の途中には、落ち込んだり疲れることもあるかと思いますが、焦らず淡々と進んでいけばきっと道が開けると思います。皆さまが希望の事務所に就職されることをお祈りしております。

 
 
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