横浜弁護士会新聞

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20002年12月号(5)

 
法曹三者対抗ソフトボール大会 弁護士会チーム冷や冷やの2連覇!!
 一〇月一九日、毎年恒例の法曹三者対抗ソフトボール大会が憧れの横浜スタジアムで行われ、弁護士会チームが、決勝で粘りの裁判所チームを下し、二連覇を果たした。
 弁護士会チームの初戦は、昨年決勝で対戦した検察庁チーム。
 毎年、この対戦は熱くなるが、今年も序盤からノーガードの打ち合いで、三回までで弁護士会チームが一一対六とリード。その後、検察庁チームも追い上げたが、結局、一四対八で弁護士会チームが逃げ切った。
 弁護士会チームは、新人、中堅、ベテランの力がうまく噛み合い、茆原正道会員・本田正男会員の川崎バッテリーを中心にまとまりがあった。
 他方、検察庁チームも、後半の粘りと守りはすばらしく、随所に好プレーを見せつけた。
 裁判所チームの初戦の相手は修習生チーム。前半は互角であったが、修習生チームは三回に打線が爆発し、一気に七点を奪って逆転し、九対五で裁判所チームを下した。
 なお、修習生チームは、初戦で勝利を収めたものの、修習生チームの相手チームが決勝へ進む、とする特別ローカルルールにより、決勝へは裁判所チームが進んだ。
 決勝は、弁護士会チームと裁判所チームとの対戦。
 弁護士会チームは、前半、裁判所チームのピッチャーの超スローボールに手こずったが、弁護士会サッカー部員の自慢の足を活かして効率よく攻め、六回を終えた時点で、一〇対六とリード。
 弁護士会チームの優秀選手はエース茆原会員と捕手の本田会員
 そして、最終回の七回表、満を持して、弁護士会のエース茆原正道会員を投入した。
 ところが、裁判所チームが奇跡の粘りを見せ、何と四点差を一気に追いつき、ここで、時間切れに。引分け両者優勝かとも思われたが、七回裏の弁護士会チームの攻撃に入れなかったため、六回までの得点で決することとし、その結果、弁護士会チームの優勝となった。
 それにしても、裁判所チームの最終回の攻撃は見事で、当日スタジアムに一番乗りされていた矢村裁判官の気合いが乗り移ったかのようであった。
 検察庁チームと修習生チームの三位決定戦は、最終回に逆転した検察庁チームが、その裏の守り、二死満塁の大ピンチで、あわやサヨナラホームランかと思われた大飛球を田中検事が好捕し、一一対八で修習生チームを破った。
 今年は天気が怪しかったが、大逆転あり、夫婦対決あり、さらに、尾立副会長の試合実況及び解説まであり、熱気は例年以上であった。
 試合後は懇親会が和やかに行われ、各チームから優秀選手二名が選出された。
 弁護士会チームからは、初戦で後半立ち直ってナイスピッチングをし、決勝でも見せ場を作ったエース茆原会員と攻守で茆原会員を支えた本田会員が選ばれた。

横浜弁護士会 秋季囲碁大会
 一〇月二六日、横浜弁護士会秋期囲碁大会が参加者二〇名で開催された。今回は優勝カップがグレードアップされたため優勝の行方が注目されたが、Aクラスは三浦修会員、Bクラスは松本幸男会員が優勝した。
 Aクラス決勝は三連勝同士の三浦会員と谷正昭会員の顔合わせとなった。共に模様を張り合う展開となったが、終盤寄せに入って谷会員が先手2目の手を逃したのが響き、三浦会員が辛くも盤面1目残して、二年ぶりの優勝を飾った。「遊びに連れて行って」と追いすがる妻子を振りきって参加した三浦会員は、優勝カップを手にさすがに安堵の表情を浮かべていた。
 Bクラスの決勝は三連勝の松本会員と一敗の中村文也会員の対戦となった。逆転優勝を狙う中村会員は、中央に勢力を築いて攻め立てたが、松本会員は堅実に打ちすすめ、最後は勢力の一角を崩して中押し勝ちをおさめた。松本会員は九月からはじめたネット碁の勉強の成果を見せつけた一日となった。
 大会は、ランクに応じてハンディ戦で行いますので、初心者の方も是非お気軽にご参加下さい。

いろいろな相談にお応えします。
横浜弁護士会総合法律相談センター
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・相談料金/ 5,000円(30分以内)
※消費税別途

編集後記
 師走となり、あっという間に一年が終わろうとしている。私自身それなりに目標を持って努力をしたつもりだが、大した進歩は無かった(色々なことはあったが)。それにひきかえ、司法改革の波は大きく、かつ着実に進んでいる。来年の更なる進展は間違いない。本紙においても特に速報性に留意し、充実した紙面を目指しますので、どうぞご期待下さい。
デスク 沢藤 達夫 一面担当 渡辺 穣 二面担当 二川 裕之
三面担当 小川 佳子
佐賀 悦子
四面担当 上山 智之

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