横浜弁護士会新聞

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2002年7月号(3)

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弁護士任官は適任者の推薦で
3庁合同ボウリング大会は支部行事の筆頭イベント
−料理とビールで懇談会も−
 ボウリング大会。他の支部でも行われていると思いますが、ここ相模原で行われる三庁(弁護士会、裁判所、検察庁)合同ボウリング大会は当支部の行事の中ではその盛大さは筆頭で、また職員相互のよい親睦の場となっています。これは平成八年頃から毎年秋に開催され、各庁事務職員も含めて自由参加、三庁合計して毎年六〇〜八〇名という多数の参加者でハイスコアを目指して競い合います。JR相模原駅近くのボウリング場のレーンを陣取り、各庁混成のグループに分かれ、各自二ゲームずつ行います。黙々と淡々と投げているグループもあれば、一投ごと「イェーイ!」と盛り上がるグループと様々。上位五位の成績優秀者や一〇位、二〇位といった区切りのいい人などに景品が出され、ゲーム後はボウリング場内の一室にギューギューに詰め込まれて(これも親密度が増してよいもの)、仕出しの料理とビールで懇談会を行います。
 ちなみに、昨年度初参加で、事務所ごと好成績をあげてやろうと目論んだ私は、大会予定ボウリング場で事務職員二名と夕飯を持ち込んで事前練習を計画し、気勢を上げて始めたのはいいのですが、力が入り過ぎて私は右手親指の爪をざっくりとやってしまい続行不可能となり大会参加も断念。望みを事務職員に託し優勝することを業務命令とし、その甲斐あってか一人は実質五位という好成績をあげることが出来ました。
 なおこの時の優勝者は男子は検察庁、女子は弁護士会、二位三位は裁判所、四位は検察庁、五位は弁護士会となりました。
(相模原支部 鈴木千夏子会員)

新人弁護士奮闘記 第53期 吉川知惠子 会員
慣れることなく新鮮な気持で
副会長 
 当会通常総会、函館での日弁連定期総会が終了し、やっと一息ついた感があります。
 総会までは池田会長はじめ副会長全員それぞれ職務を果たすため、慌ただしい日々を過ごしてきましたので、函館の夜景や大沼を渡る風に吹かれて見る駒ヶ岳の美しさはまさに命の洗濯になりました。好天に恵まれたのは尾立さんがお留守番だったからかも知れません。
 理事者経験者から総会が終われば会務にも慣れると言われてきましたが、私にとって「慣れる」と「飽きる」は同義語なので、「慣れる」ことなく新鮮な気持ちで会務に取り組んでいこうと思っています。
 ところで、常議員会や総会では私がまったく口を開かなかったため、は一体何を担当しているのかと質問されますが、実はには重大な任務があるのです。それは尾立さんの口をふさぐことでも酔った田中さんを担いで帰ることでもありません。会長に俳句を披露する機会を作ること、そして周囲がシーンとした時に、すかさず拍手をすることです。ということで会長の一句
玻璃越しの煉瓦群島したたれり
忠山
(拍手)

常議員会レポート
ライオンと共に奮闘中!
 五四期の一色秀夫と申します。現在、杉原・須々木法律事務所に所属しております。
 実務について八カ月が経ち、一通りの仕事はそつなくこなせるようになりました…と言いたいところなのですが、実際は、事務所の弁護士及び職員の皆様に、それこそ「手取り足取り」仕事を教えていただいている状態で、お恥ずかしい限りです。
 そんな私が、この度「奮闘記」なるものを寄稿させていただくことになりましたが、おそらく傍目には「じたばた」しているだけに映っているであろう私が下手な「奮闘記」などを書きますと、物笑いの種になってしまいますので、今、「奮闘」という言葉を辞書で引いてみました。
 すると、「力の限り戦う(努力する)こと」と書いてありました。おお、俺って「奮闘」してたんだ…よかった、これで大きな顔をして「奮闘記」が書けるってもんだ。
 余談はこのくらいにしまして、実務について日が浅い私は、当然のことながら、事件処理に関する自分の「スタイル」がまだ出来ておりません。自分がどのようなタイプの弁護士になりたいのか、はたまた、なれるのか、まだまだそのこと自体が手探りな状態なのですが、早く「これが俺のやりかただ!」と大きな声で言えるように、そして、そのスタイルを周囲の人に認めてもらえるようになれたらと思っております。
 事件処理もそうですが、事件管理も難しいですね。最近までは、備忘のために机のパソコン画面の周りに「付箋」を貼っていたのですが、画面の周りを付箋が一周してしまって、パソコンが「ライオンの顔」みたいになってしまいました。
 それを見かねた事務方が、私に「ホワイトボード」を進呈してくださり、無事、机の上の「ライオン」は去っていった…と思ったのも束の間、すぐにその「ホワイトボード」も一杯になってしまい、現在では再びパソコン画面に「髭」が生えております。
 百獣の王の復活の日は、もはやカウントダウン状態です。

常議員会レポート第3回 平成14年5月8日

「今年も弁護士フェスタ11/30(土)に予定」

第一号議案から第五号議案までは人事案件
 平成一四年度横浜弁護士会人権賞の選考外部委員について、前回報告したジャーナリストの増田れい子さんの他、上田千秋さん(NHK横浜放送局放送部長)、井上誠一さん(横浜国大副学長)、酒井喜和さん(神奈川県社会福祉協議会副会長)を外部委員として選任した。
 今年度も県民集会(弁護士フェスタ)を開催することになり、実行委員会が設置された。なお、理事者としては、一一月三〇日(土)を予定しているとのことであった。
 第二東京弁護士会に所属する外国法事務弁護士から当会への登録換えによる入会申込と営業許可申請があった件については、継続審議となった。
関弁連に「弁護士任官適格者選考委員会」の設置を
 関弁連に「弁護士任官適格者選考委員会」を設置することの可否について、当会の意見を求められている件については、各連合会には、同種の委員会があるにもかかわらず関弁連にはなかったことから(東京三会には独自の委員会がある)、関弁連内にも「弁護士任官適格者選考委員会」を設置する必要があるとの意見を承認した。
 「被疑者・被告人の国費による弁護制度の具体的な制度構想について」日弁連刑事弁護センターが取りまとめた意見について、日弁連から意見照会が来ており、当会では刑事弁護センターと子どもの権利委員会で意見の集約が行われた。弁護活動の自主性・独立性が確保されるような運営機関にすることと、公設弁護人事務所についても自主性・独立性を保証する仕組みを具体的に提案するべきであるとした。常議員から、資力要件の基準の明確化について慎重であるべきとの意見が出され、意見を取り入れた修正がなされ承認された。
弁護士費用の敗訴者負担制度につき議論
 弁護士費用の敗訴者負担制度について、一般的(双方向的)な敗訴者負担制度の導入については強く反対すべきであるとしながら、具体的な立法作業が進められようとしている現状においては、具体的な事例により片面的な敗訴者負担制度を導入すべき場合があることには反対ではないとの意見が承認された。
報告事項
 「いわゆる人権擁護法案、個人情報保護法案、行政機関の保有する個人情報保護法案に反対し、住民基本台帳ネットワークシステムの稼働の延期を求める緊急会長談話」「法律扶助予算の大幅な増額を求める緊急会長談話」がいずれも五月二三日に出されたとの報告があった。
 法制審議会区分所有法部会の「建物区分所有法改正中間試案」について、日弁連から意見照会が当会に来ている件について、当会の司法制度委員会が取りまとめた意見について、五月二九日付けで委員会の意見である旨付記した上で、日弁連へ送付したとの報告があった。
 「弁護士過疎・偏在解消問題に関する意見書」について、当会の司法制度改革実現本部第五部会が取りまとめた意見について、五月三一日付けで委員会の意見である旨付記した上で、日弁連へ送付したとの報告があった。意見の趣旨としては、日弁連は長期計画として法律事務所の適正配置に関する数値目標を設定してその実現に努力するべきであるとしている。
 平成十四年度の弁護士会館の敷地料について、裁判所より平成一三年度より更に二〇%減額した金額の提示があった旨報告された。
(副議長  森 卓爾)
常議員からズバリひとこと
 常議員は十一年ぶりである。前回は思いつく限りの質問をし、理事者を困らせていた迷惑委員であったが、今回は殆ど沈黙を決め込んでいる。年をとったせいもあろうが、弁護士会名の意見書などは、議案の内容が高度に専門化し、門外漢が容易に口を挟めない状況が生じていることにも原因があると思う。会員の意見が二分するような例外を除き、会長の専権と責任で、意見書を出すことができる制度に改める必要はないだろうか
(三一期 川島 清嘉)

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