横浜弁護士会新聞

2007年12月号  −4− 目次

横浜法曹対抗ソフトボール大会 裁判所チームが優勝!
 10月20日に恒例の横浜法曹対抗ソフトボール大会が横浜スタジアムにて行われた。前日は荒天だったが、三嶋副会長が決行の決断を下した。当日は秋晴れで気温も高く、絶好の運動日和となった。今年は、修習生がいない関係で、三庁の総当たりとなり、1回戦で負けても、2回戦で勝てば、得失点差によっては優勝の可能性があるということで、各庁とも気合が入った。  
 第1試合は検察庁0点対裁判所11点で裁判所勝利。第2試合は1回戦敗者の検察庁対弁護士会、8対4で検察庁勝利。第3試合は弁護士会対裁判所。弁護士会が8点差以上で勝てば優勝のチャンスもあった。しかし、結果は2対9で裁判所が勝利し、久しぶりの優勝を決めた。各チームとも健闘したが、守備力の差が出た結果となった。特に、裁判所チームの滝澤投手は第1回戦完封、第2回戦は最終回に弁護士会が2点を入れるまでは0封だった。内野守備も堅かったが、懇親ソフトとはいえ、リズムの良い投球が堅い守りを引き出した完勝だった。  
 試合後はスタジアム内のレストランで懇親会が行われ、試合講評、優秀選手の表彰等が和やかな中行われ懇親を深めた。最優秀選手には裁判所の滝澤投手が選ばれた。滝澤投手は「昨年負けてから官舎から裁判所まで徒歩通勤をして身体を鍛えた」と挨拶した。  
 法曹ソフトボール大会は今後も続いていくので、懇親だけでなく、滝澤投手のようにこの大会を目標に日頃体を動かしてみるのも良いのではないか。
 (会員 服部 政克)

一九四名の司法試験「合格者」が参加 新61期合同就職説明会開催
 10月13日、当会会館において、新61期司法試験「合格者」に対する合同就職説明会が開催された。5階大会議室に194名の「合格者」が参集し、入りきれずに、廊下で説明を聞く者もいた。  
 何故、ここで「司法修習生」と表記しないか?新司法試験の合格発表が9月13日にあったものの、最高裁の採用通知が10月19日であるため、司法修習生の身分取得がないからである。「合格者」は名刺に新61期司法修習生(予定)と記載していた。司法修習予定の「合格者」は、合格の喜びも束の間、修習への期待はさておき、来年12月の就職を確実なものとすべく、就職情報の収集に必死であった。  
 就職難が叫ばれていることから、「合格者」は将来の不安と悲壮感を抱いて就職説明会に臨んでいた。懇親会(参加者131名)においても、すぐ訪れる実務修習に関する話しは一切なく、専ら来年12月の就職に関する話しが酒の肴であった。気の毒である。  
 今般の司法制度改革に伴う弁護士大量増員時代における司法修習の現実が垣間見えるような気がする。しかし、「合格者」の皆さんには、是非、巷間の『弁護士の質』論をはね除けるべく、修習の実を上げて貰いたいと思う。
 (藤田 敏宏副会長)

横浜マリナーズ全国大会出場ならず 新潟県弁護士会に惜敗
 日弁連全国野球大会の地方予選が開幕し、横浜マリナーズは、2年連続の全国大会出場を懸け、10月13日、新潟県弁護士会と対戦した。  
 横浜は、2点の先制を許すも、すぐさま1点を返し、4回には、上山智之のヒット、糸井淳一の二塁打でチャンスを広げ、喜多英博の内野ゴロの間に、3塁ランナーが還り同点とする。4回からは、先発池本康次を、昨年の全国大会出場の立役者・堀口憲治郎が継投するも、ホームクロスプレーでの微妙な判定もあり、新潟が2点を追加。  
 横浜の2点ビハインドで最終回を迎える。野木大輔のヒットを皮切りに、連続フォアボールで満塁とし、島崎友樹が慎重に四球を選び(写真上)、押し出しで1点差。引き続き2死満塁で、一打逆転サヨナラのチャンス。横浜は選手・ベンチ一丸となり逆転を信じ、押せ押せムード。両チームの緊張はピークに達した。しかし、最後は力及ばず、ゲームセット。横浜マリナーズの短い秋は終わった。  
 今年の全国大会出場はならなかったが、横浜マリナーズの目標は全国大会優勝である。そして、来年の全国大会は、横浜で開催される予定である。今回の敗戦の悔しさを胸に、来年の全国制覇を期すべく、チーム一同決意を新たにした。
横浜マリナーズ全国大会出場ならず 新潟県弁護士会に惜敗


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編集後記
 今年最後の12月号です。毎回記事が途切れず、新聞を発行できるのも、弁護士会、会員各位の活動が益々広範になってきている証と思います。
 しかし、これらの活動は、弁護士の信用と信頼に基礎を置いています。これからの弁護士像も、やはりこのことを忘れてはいけないでしょう。
 弁護士会新聞も、そのために種々の情報を発信し、会員各位に役立つように努力していきます。
 今回も黒子として記事収集等に努力してくれた方々は以下のとおりです。
デスク 國村 武司  1面担当 長谷川篤司  2面担当
常磐 重雄
     3面担当 市川 統子  4面担当
糸井 淳一

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