横浜弁護士会新聞

2010年4月号  −2− 目次

グッバイ、総司令&ゴレンジャー 平成21年度 退任座談会
横溝 臨時総会も無事に終わりましたね。ではここで、1年を振り返りましょう。先ずは、楽しかったこと。私は、毎週月曜日の理事者会、それ自体が楽しかったのですが。
小沢 でも、長かったよね。午後1時とか1時半に始まって7時8時は当たり前、時として午後10時とか。私は、自宅が厚木だから、帰宅時間が気になって…。
渡辺 ごめんね。ボクのせい?
二川 いいんですよ、筆頭。小沢さんは、横浜ホテルライフを楽しんでたじゃないですか。
小沢 仰るとおりです。
阿部 理事者会の延長戦で、食事しながら飲みながら本音を語れたのは良かった。会長、有り難うございます。嬉しかったことは、法律相談センターの可愛いキャラクター「みみん」と「のるん」が誕生したこと。それから、中丸先生が多額の寄付をしてくださったこと(笑)。
一同 流石、会計担当!
横溝 では、逆に、しんどかったことは?
渡辺 挨拶が多かったことかなぁ。だんだん慣れてはきたんだけど。あと、綱紀・懲戒・資格審査は重かった。二川さん、刑弁は、裁判員裁判が始まったり、被疑者国選の拡大で大変だったんじゃない?
二川 昨年の5月21日までは、記者のインタビューを受けることが多かったですね。それから、土日に、当番弁護に関する苦情や配転等で事務局だけで対応しきれない場合に、刑弁担当である私が直接対応しなければならなかったことが2回ほどあり、あれはきつかった。でも、久美さんに言わせると私はマゾなので、ややこしいの嫌いではないんですよ。
会長 会のメーリングリストも実現しそうですよね。来年の業務改革シンポジウムの準備も着々と進んでいるね。ご苦労様です。
横溝 阿部さんは、担当委員会が多くて、それこそ大変だったでしょ。
阿部 そうそう、みんなが10とか11なのに、ボクだけ15もあって、しかも会計担当だから5月の通常総会まで解放されないし…。
一同 お疲れ様です!
会長 共済金は返金が完了したけれど、22年度は公益ポイントによる分担金の納付も始まるし、法律相談センター本部を当会会館の外に移転させるかという問題も残っていて、水地執行部も「お疲れ様です」ですね。
横溝 就職問題PTは、理事者直轄で委員会に任せることもできないから、大変でしたよね、阿部さん。
会長 就職説明会に330人も参加したんだって!?法曹人口増加の影響もあって、当会会員数も1000名を優に超え、就職難も深刻ですね。会としてどこまでやれるのか、大きな課題でしょうね。
横溝 その辺り、修習委員会担当の小沢さんとしては、どうなの?
小沢 私たちの頃と状況が様変わりしているので、修習生には気の毒ですよ。軒弁とか即独の支援、必要なんじゃないかな。
横溝 民暴大会、弁護士フェスタも、お疲れ様でした。事務局運営室担当だから、会員増加に伴う事務局の負担増も実感したのでは?
小沢 はい、そのとおり。会員の皆さんにも事務局が頑張っていることをご理解いただき、過重な負担を課すことのないよう、ご協力を賜りたいところです。かくいう久美さんはどうなの?
横溝 私は、公設事務所が昨年10月1日に開設され、ひとまずホッと安堵しました。今後は経営の安定化が課題です。
会長 水原や上海の皆さんが来日されたよね。
横溝 会長、水原には、わたくし、打合せにも行っております。自腹で!
一同 お疲れ様です!上海万博にはみんなで行きましょう。自腹で!
渡辺 消費者問題対策委員会は、活発だったよね。
横溝 はい、消費者庁・消費者委員会が発足したこともあって、弁護士の活動・発信すべき分野が増えたと実感しています。
会長 今後の課題は?
横溝 当会と法テラス間のルールづくり、それから、横須賀支部庁舎移設にあたって、当会の要望を効果的に反映させることです。しっかり引き継ぎます(笑)。
渡辺 ところで、市民窓口は?
二川・横溝・阿部・小沢 しんどかったです。ひたすら「人の話を聞く」という感じでした。
二川 日弁連とか関弁連とか十県会とか、会議やイベントも、多かったですよね。
阿部 あんなに多いとは思いませんでしたね。
小沢 いろいろな所に行けましたけどね。
横溝 小沢さんは、横浜の観光本を用意して、付箋も貼って、博物館や美術館やお食事処を巡ろうと思っていたのですよね。
小沢 はい。それができなかったことが、心残りです。
一同 十分やってるように見えたけど(笑)。
横溝 でも、私なんかは、慣れてきてようやく視界が開けてきたと思ったら引継準備で、任期1年って短いと感じてしまいました。長期の構想を要する企画もできないし。
阿部 かと言って、任期延長には収入減という死活問題がありますよね。
会長 会の活性化・効率化のためには、この辺りのことも改めて考える時期に来ているのかもしれませんね。
横溝 では、筆頭、そろそろ中締めを!
渡辺 も〜、虐めないでよ。度量の広い会長と頭脳明(迷?)晰で頼りになる4人の副会長のおかげで…。
一同 何よりも、会のことは全てご存知で働き者の長谷川局長始め会を支える事務局の皆さん、そして会員の皆さんのおかげで、任期を全うすることができました。心より感謝いたします。有り難うございました。

常議員会 議長・副議長の退任挨拶
すばらしかった出席率
常議員会議長 高柳 馨
 平成21年度常議員会も3月17日の第14回をもって終了することになっております。この原稿を書いている時点では12回を終了し、全回出席の会員が5名、1回欠席が7名、2回欠席が12名、常議員35名のうち実に60パーセントにあたる21名の会員が2回以下の欠席という素晴らしい出席率でした。
 議事については、常議員の皆様のご協力により、議論すべき議題はきちんと議論し、その必要のない議題は速やかに可決することができたものと思っております。今、頭を悩ましておりますのは慰労会で差し上げる皆勤賞の賞品ですが、副議長と相談のうえ、心のこもった賞品を心を込めて差し上げたいと思っております。
常に会員の意見の反映を
常議員会副議長 船橋 俊司
 常議員会で審議される事項は、大きく分けると
 (1)会則、規則制定案等の総会への提出の承認。(一般議決事項)
 (2)会長声明、入会承認、一部人事案件等の承認。(諮問事項)
 (3)人事、財務その他の報告等。(報告事項)
の三つである。
 現在の常議員定数は35名であるが、各常議員は@、Aの各議決に際して会(期)を代表して意見を述べ、採決に加わることとなる。各自サイレントマジョリティーたる会員の意見を反映しているか常に心する必要ありと感ずる。
 定数35名(会則第63条2項)は、昭和45年の改正以来、変更がない。会員数1100名を超えたいま、その員数がふさわしいものだろうか?
 通常総会(会則改正の議事を除く)の定足数は総会員数の6分の1以上、但し、定刻から30分を経過し、出席会員数50名に達するときはこの限りではない。(会則第49条1項)とされる。出席会員が50名の場合、僅か26名の賛成で会の最終意見が決定されることを皆様も承知しておくべきである。

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