横浜弁護士会新聞

2011年4月号  −2− 目次

1年間ありがとうございました。 平成22年度 理事者退任座談会
岩田 皆さん、1年間を振り返っていかがでしたか。
島崎 特に上半期は給費制維持の活動に終始しました。署名運動、街頭活動、国会議員への請願活動、パレード、9月のシンポジュウム、ほんとにいろいろな活動をしました。
増井 シンポジュウムの島ちゃんの閉会の挨拶は熱くて,まるで給費制維持の基調報告みたいだったね。
浦田 島ちゃん、理事者室に住んでいたんじゃない。毎日ユンケル飲んでたよね。それも一番高いやつ。
栗山 自分の担当の分野で言うと、チューター制が立ち上がってよかったです。チューターをお願いしている先生にはこれからいろいろお世話になりますが。
島崎 チューター制は63期が対象だけど、62期以上の期の会員からもやってほしいと言われているようです。
浦田 懸案事項として引き継がれていた件を次々と処理したよね。
水地 会規や規則の改正をたくさんやりました。その分、調査室には大変お世話になりました。何かやり残したことある?
島崎 支部の職員体制の問題も残ったかな。
水地 特に目立つことはやらなかったけど実務遂行内閣でしたね。仕事ができる副会長が揃っていたので、会長は楽でした。
岩田 浦田さんは毎回、常議員会での担当のところは事前に全て調べて、発言することはすべて台本を作って、答弁も準備していて、隣で見ていてすごいなと思いました。報告事項までシナリオ用意しているんだよ。
水地 台本作らない筆頭もすごいよね。(笑)
岩田 この会長の発言は議事録から削除させていただきますっ。
浦田 増井さんは毎日理事者室に来てたよね。小田原なのに。
栗山 しかも横浜に宿泊ゼロでしょ?前のO副会長と違って。あと増井さんの支部を守る気持ちの強さはすごく感じました。
浦田 増井さんは、理事者会でも支部問題になるとスイッチが入るんだよね。
増井 今年は支部委員会の件も決めることができたし、支部サミットも成功したので、私は無事に小田原に帰ることができます。
島崎 でも、理事者会で俺が暴走すると増井さんがブレーキをかけてくれてたんだよね。同期ってありがたいです。
岩田 あら、島崎さん暴走してたの?
水地 筆頭にはアクセル必要だったよね。(笑)
岩田 この会長発言も議事録から削除しますっ。私は、毎日にように会議や協議会、宴会や行事などに出席して、次々に現れる問題に対応しているうちに1年が経ったという感じです。あと市民窓口などでは、弁護士と弁護士会に向けられる目が厳しいことを実感しました。
  それにしても理事者会は長かったよねぇ。1時に始まって9時10時までが当たり前で。
島崎 理事者会が長いのは島崎の話が長いせいだと言われているけど、そんなことないよね。
一同 ‥‥‥‥‥‥‥
島崎 でも会長が、我々副会長のそれぞれの担当を全て把握していて、理事者会の資料も全部読み込んでいたのには、恐れ入りました。
水地 今年はほとんど仕事をしていないから、ストレスは無く理事者としての仕事ができました。
栗山 人間関係がよかったからじゃないですか。私は登録して17年ですけど、今期の副会長は今までお付き合いのなかった人たちで、これからも接点もない関係だったかもしれないけど、一緒に副会長をやることができてよかったと思います。
岩田 なんだかきれいにまとまりそうなところで、会長、締めの言葉をお願いします。
水地 長谷川局長を始め会の職員の皆さんと会員の皆さんのおかげで1年の任期を全うすることができました。どうもありがとうございました。

常議員会 議長・副議長 退任挨拶
更なる議案整理を
常議員会議長 小野 毅
 2010年度の常議員会議長を無事務めさせていただきました。前に常議員だった8年前に比べ、議案整理の改革があったにもかかわらず、議案の数が増え、難しくなっていることを実感しました。これを月に1度、2〜3時間で十分に議論し尽くすことは困難であり、いつも午後6時頃になると、定足数は維持できるか、早く終えることはできるか、頭を悩ませていました。大過なく任期を終えることができたのは、ひとえに常議員の皆さんの紳士的かつ建設的な議論のおかげです。
 その反面、意見を持っていながらそれを言えずに終わってしまった方々もいらしたのではないかと忸怩たる思いも残ります。常議員会の議論を更に活発なものとするためには、議案を更に整理していく必要があるように思います。
 未熟な議長を支えていただきました常議員、執行部、そして事務局と会員の皆様、1年間本当にありがとうございました。

目立った司法制度関連テーマ
常議員会副議長 宮澤 廣幸
 小野議長の名リードで無事役目を終えることができました。理事者、小野議長、常議員の皆さんにお礼申し上げます。1年間すべての議案について、会議前の理事者との進行打合せの際と会議中と少なくとも2回は検討し、そのうえ常議員会速報をまとめていましたので、当会を取り巻く状況について理解を深めることができました。
 なかでも激動期なのか、法曹人口問題や、給費制存続あるいは若手育成・チューター制導入といった法曹養成問題、債権法に関する民法改正など司法制度に関係するテーマが目立ちました。日弁連からの意見照会がやたら多いことにもビックリ。意見をまとめて議案とする理事者はさぞ大変だったでしょう。国選弁護人の推薦など法テラスとの緊張関係を窺わせるものもさりげなくありました。
 その他、前野会員の事件、監視カメラ導入などの会館セキュリティの強化、メールボックスの廃止、10の提案改定、金融制度ADRの施行に伴う相当数の協定締結、長谷川事務局長・棟居次長体制のスタートなどなど、盛り沢山。毎回、3時間はかかっておりました。ともかくお役ご免です(ホッ)。

事務職員を雇用する会員の皆様へ
平成22年10月21日から、神奈川県の最低賃金が818円に引き上げになりました。

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