横浜弁護士会新聞

2011年6月号  −2− 目次

若手会員注目! 付添人クリニック
 子どもの権利委員会では、若手弁護士が、付添人の経験豊かな弁護士と交流し、付添人活動における疑問点を気軽に解消する機会を設けるため、登録1年目と2年目の弁護士を対象とした少年事件の研修会である「付添人クリニック」を定期的に開催している。
 付添人クリニックでは、まず若手弁護士に、経験した少年事件の概要とその付添人活動について報告して頂く。後半は、付添人の経験豊富な弁護士が、アドバイザーとして報告された事件についてコメントするとともに、各回のテーマに沿って付添人活動に役立つワンポイント講座を行っている。そして最後に、参加者の若手弁護士が抱えている少年事件の悩みについて、質疑応答の時間を設けている。
 4月25日に開催された第2回付添人クリニックのテーマは「はじめての少年審判」であり、62期の二見宏史会員から、受任した事件について、少年の両親と方針について話し合ったことや観護決定を回避した過程など実際に行った付添人活動と、審判に向けて注意したことについて報告があった。
 後半はアドバイザーの戸張雄哉会員から、少年審判の概略のほか、被疑者段階から審判を意識して少年の反省を促し、更生を支援すること、刑事事件に比し少年事件は審判までに時間がないことに注意すること等、審判に向けての留意点について解説があった。
 最後の質疑応答では、参加者の質問に対して、アドバイザー弁護士のみならず参加していた他の委員も、自身の経験したエピソードを交えて回答をした。
 少年事件をやってみたいと思っているけれど、修習でもあまり見る機会がなく不安があるという若手会員は、開催前に事務所にFAXが届くので是非足を運んで頂きたい。
(会員 藤沖 彩)

高齢者に好評 毎年恒例の遺言相続110番
 今年も「良い遺言(415)」にちなみ、4月15日、恒例の遺言相続110番(無料電話相談)が開催された。
 私は、午後の担当として、早めに110番会場に入ったが、5台の電話が並ぶ会場では、午前担当の会員が担当時間を過ぎてもまだ相談を受けており、盛況ぶりを多分に予感させた。
 そして、私が、電話の前に座ると予想通り次々とコール音が鳴り、5本設置された電話は常にほぼ塞がっている状態、終了時間の16時ぎりぎりまで数多くの相談が寄せられた。その結果、最終的な相談件数は65件にものぼった。
 昨年10月から実施している高齢者障害者向けの「みまもりダイヤル」(無料電話相談)にも多くの相談が寄せられており、弁護士へのアクセスが困難な高齢者にとって、電話相談が貴重なアクセス手段であることを改めて再認識しながら、次に会議室を使用する委員会に部屋を明け渡すため慌ただしく後片付けに追われたのであった。
(会員 内嶋 順一)

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