横浜弁護士会新聞

2011年10月号  −4− 目次

連覇に向けて好発進も痛いキャプテンの負傷 横浜マリナーズ 日弁連野球全国大会進出!
 9月3日、台風12号の影響により強風が吹き荒れる中、県立三ツ池公園野球場に札幌、福島、群馬、横浜の4チームが一堂に会し、日弁連野球全国大会の予選が行われた。
(1回戦)
1回戦
 横浜は、初戦の福島戦を打っては堀江竜太のホームランなどで大量21点を挙げ、投げては、堀口憲治郎、高宮隆吉が福島打線を完封。21対0で勝利した。
(決勝戦)
決勝戦
 続く決勝戦では、群馬を14対7で下した札幌と対戦。横浜は、初回、永田敏樹のスクイズで先制するが、1回裏にアクシデントが起きる。札幌の打者が放った強烈な打球がエース畑中隆爾の頭部を直撃。マウンド上に倒れ込んだ畑中を見た誰もが続投は難しいと思った。しかし、畑中は、続投を志願し、再びマウンドへ登った。
 畑中の力投に打線も奮起し、2回表に関本和臣がスクイズを決め追加点を挙げると、3回表には、島武広、武藤一久が二者連続でホームランを放ち、4─0とリードを広げた。
 4回にもキャプテン長谷山尚城のセンター前ヒットで1点を追加。札幌も3回、4回に1点ずつ返し、5─2で最終回の攻防を迎えた。横浜は、表の攻撃で3点を追加し、試合を決定づけたかに思えたが、やはり予選は一筋縄ではいかなかった。6回表の攻撃で長谷山が一塁を駆け抜ける際、一塁手と交錯し鎖骨を骨折。昨年からチームを引っ張ってきたキャプテンの離脱でチームが動揺したか、その裏、平凡なセカンドゴロが突然反対方向に大きく跳ねてヒットになるという不運からツーランホームランなどで札幌が3点を返すと、二死ながら満塁、一発出れば逆転というピンチを背負う。
 しかし、畑中が最後まで踏ん張り、最後の打者をショートフライに打ち取ってゲームセット。横浜は、キャプテンの負傷という大きな代償を支払うも、見事4年連続となる全国大会出場を決めた。
(会員 池本 康次)

法曹テニス夏合宿の想い出 雨、雨、雨…の悪天候にもめげず
 8月20日から22日まで、横浜法曹テニスクラブ恒例の夏合宿が、草津で開かれ、私も初めて参加した。今年の夏合宿では、一弁との対抗戦が予定されており、初心者レベルの腕前の私としては、横浜チームの足を引っ張ってはいけないと、練習に励んで臨んだ。また、弁護士になって以来、外出やビラ配りで日焼けをしたので、これ以上日焼けしてはいけないと、日焼け対策グッズを買いそろえた。
 ところが、合宿初日から、雨、雨、雨…の毎日。対抗戦など開催のしようもなく、練習の成果も日焼け対策グッズも出る幕なしであった。
 そうは言っても、転んでもただでは起きない横浜法曹テニスクラブ。悪天候にめげず、温泉、屋内プール、観光を満喫し、雨が小雨になるやいなや、テニスコートに飛び出して、水を含んで重くなったテニスボールで練習試合に精を出した。
 合宿には、ベテラン会員から若手会員まで参加しており、懇親会では、ベテラン会員の貴重な武勇伝を、若手会員からは身近な問題意識などを聴くことができた。また、ホテルの部屋でご一緒した大先輩の会員とは、仕事の話のみならず、お互いの生い立ちまで話すことができ、すっかり家族のような気持ちになった。
 まだ入部して8か月だが、横浜法曹テニスクラブという大家族の一員になれ、また、仕事以外にもテニスの上達という目標ができ、楽しい日々を送っている。今後30年くらい、毎年夏合宿に参加し続けようと意気込んでいる。
(会員 石塚 陽子)

クラブ紹介 世界を相手に戦っています 「サッカー部」
 横浜弁護士会サッカー部(通称:横弁FC)は、創設以来「心からサッカーを楽しもう」と、多くの会員に愛され活動している。
 諸先輩方が培った横弁FCのチームカラーは、当会の会員のみにとどまらず、関東各地のサッカーを愛する弁護士、裁判官、検察官、司法修習生、法科大学院生までも魅了し、「サッカー好きが心からサッカーを楽しめる場所」となっている。部員も増加し続けている。
 横弁FCは、月2〜3回の頻度で活動しており、主なイベントとしては、法曹サッカー全国大会、韓国水原(スウォン)の京畿中央地方弁護士会蹴球同好会との親善試合(本年度は横浜ホーム開催)、札幌弁護士会サッカー部、福岡弁護士会サッカー部との交流戦、横浜市内の地域リーグ戦(1部所属)、横浜FCのスタッフチームとの交流戦、チーム合宿、弁護士サッカーワールドカップなどがある。
 11月には、第24回法曹サッカー全国大会の開催を控えている。横弁FCは、平成20年に悲願の初優勝を遂げて以来、常に優勝候補の一角に挙げられているが、2年連続で優勝を逃している(平成21年は準優勝、平成22年は3位)。今年こそは、全国大会を再び制覇し、横弁FCの黄金時代の到来を告げるべく、縦横無尽にピッチを駆け回る。
 来年には、2年に一度開催される弁護士サッカーW杯「第16回MUNDIAVOCAT(ムンディアボカート)2012」が、クロアチアの北西部イストラ半島にあるロヴィニで開催される。なでしこJAPANのW杯優勝に刺激を受け、横弁FCもW杯優勝を目指し、クロアチアへ乗り込む。
 横弁FCは、これからも、サッカーを愛する会員の憩いの場として、サッカー好きが心からサッカーを楽しめる場所であり続けたい。
(会員 松原 範之)

備えてあんしんローゴヨーイ・ドン!

編集後記
 我が家では内部被曝を恐れて厳しい食材選びが続いています。何か買おうとしても、「あ、それはダメ」と言われることがしばしば。かなりのストレスですが、食生活が変わったせいか、自然にダイエットできました。
デスク 喜多 英博  1面担当 大関 亮子
須山 園子
 2面担当 久保 義人
     3面担当 田鍋 智之
久保田 辰
 4面担当 池本 康次
飯島 麻樹

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