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ソーシャルメディアに思うこと

2012年03月16日内田 憲宏弁護士

近頃は良く、Facebookやtwitterといったソーシャルネットワーキングサービス(SNS)あるいはブログ、電子掲示板なども含めたソーシャルメディアに関する話題を目にします。

北アフリカ、中東諸国で起こった一連の民主化運動では、活動家同士の情報交換にFacebookとTwitterが大きな役割を果たしたと言われていますし、東日本大震災では、地震発生直後から電話などの通信手段が使えない中で、家族や知人の安否の確認にFacebookとTwitterなどのソーシャルメディアが大きな役割を果たしたと言われています。

もちろん良いことばかりではありません。ユーザー同士のコミュニケーションに気疲れしてSNS上の活動をやめてしまったり、SNSに過度に依存してしまうSNS依存症と呼ばれる状態となる人も増えているようです。
また、実名登録となっているFacebookでは、不用意な利用から個人情報が流出してしまうことになります。

しかし、ソーシャルメディアの利用は今後も増えていくでしょうし、社会への影響力もますます大きくなるのだと思います。

私は、大学時代に雑誌の編集部でアルバイトをしていたのですが(もう30年以上前のことです)、あるとき、編集者の方が、「自分が流行を作る。」という趣旨の話しをされていました。私は、そんなに思うように流行らせることなどできないだろうと思っていましたが、実際に、その方が雑誌で紹介したものが流行していく様子を見て驚いたことがあります。

こんなことができたのは、情報の流れが、マスメディアなどの情報の送り手から情報の受け手である一般の人々へと一方的であって、しかもマスメディアや活字になった情報に対する一般の人々の信頼感が高かったからでしょう。しかし、ソーシャルメディアの発達で、誰でも容易に情報の発信ができるようになった現在では、このような流行の作られ方はないのだろうと思います。

ところで、私も時代に取り残されてはいけないとの思いからSNSの利用を始めたのですが、Facebookなどで家を留守にしていることを知られてしまい、空き巣の被害に遭うこともあるという話を聞いて、利用にあたっては気をつけなければと思っています。

 
 
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