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夏への扉

2013年08月16日内田 憲宏弁護士

夏への扉は、アメリカのSF作家ロバート・A・ハインラインが1956年に発表したSF小説です。

何十年も前、学生の頃に読んだことがあるのですが、妙に読後感の心地よさが印象深かった本でした。
中学生の子供から、夏休み中に読書するために買いたいという本のリストを見せられたのですが、その中にこの本が入っていました。

子供から、「この本おもしろかったから読んでみてよ」などと言われることがあるのですが、学園もののライトノベルが多くて、私が読む気になれることはあまりありません。子供が買ってきた本で私が読んでおもしろいと思ったのは、百田尚樹の「永遠の0」などの数冊だけでした。

「夏への扉」は、子供がSF小説を読もうとしてインターネットで調べたところ、評価が高かったことからリストアップしたようです。この本を含めて、読んでおいて欲しいと思った何冊かの本については、本人のお小遣いではなく、私が買って与えることにしました。

そうした経緯でこの本を買ったので、久しぶりに読んでみたのですが、何十年前の学生時代に読んだときとは大分違った印象を受けました。
主人公は、1970年のロサンゼルスに住んでいて、30年間の冷凍睡眠の後、2000年に目覚め、また、タイムトラベルによって1970年の世界に戻るという話しですので、SFと言っても、現在の自分から見れば、未来ではなく、過去の時代が舞台となっています。

この作品が書かれたのは今から50年以上も前ですので、通常はSF作品に期待する「はっとするような目新しさ」は感じられませんでしたが、それでも引き込まれるようにして、一気に読んでしまいました。この作品は、特に日本で人気が高いと言われていますが、どこか日本人の感性に合っているのかもしれません。

子供がどのような感想を持ったのかを聞くのが楽しみです。

 
 
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