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わたしの園芸事始め(激闘編)

2014年11月26日松井 宏之弁護士

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「結膜炎になったけど,お花みたいでしょ。」

園芸に目覚めて早や7年。我が家はバラだらけとなった。土があればバラを植え,場所があれば鉢を置いた結果だ。水をやるだけで1時間は超える。葉や蕾の様子をチェックしたりすれば,事務所に出るのは昼近くになる。まさにバラの下僕である。

そんな私の大事な仕事は彼女たちを守ること。病害虫はバラの宿命だが,去年は薬剤散布が少なすぎ,ほとんどの株の葉が落ちるという惨憺たる結果に終わった。 今年の準備は早かった。先ず,インターネットで二十数種類の薬剤を購入し,ゴーグルにマスク,ゴム手袋で完全装備。3月初めから電動噴霧器で薬を撒きまくった。最初は葉が柔らかく薬害がでたが,暖かくなってくると自然に治まった。5月になり,バラたちはたくさんの葉を揺らし,美しい色と香りで私の努力を祝福してくれたのである。

2週間ごとにせっせと薬を撒くバラの下僕は,夏場になると顔だけが日に焼ける妙な姿になったが,病気は出ない。汗まみれになりながら「やった。ことしはいける」と確信するのも無理はなかった。

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「パパ,ユズの香りがいっぱいだね。」

ところが,夏の大型台風がそんな期待を一瞬にして吹き飛ばした。天候不順の日が何日も続いたが,それなりの対策はしてあったので,株の被害は大したことはなかった。予定では,薬のシャワーで元気いっぱいのバラたちは何事もなく成長を続ける筈であった。

晴れ間が見えたある日,葉に浮き出た黒いシミを見て私は戦慄した。病魔,黒点病の再来である。しかも葉の裏側には粉のようなダニ軍団がびっしり。葉が緑から黄色っぽいまだら模様になっている。

原因は雨と風が薬剤を流し去り,定期的な散布ができなかったためだ。私は必死になって病葉を毟り取り,薬剤を散布したのだが,蒸し暑さで弱ったバラに被害は広がるばかりとなった。勝機は去ってしまったのである。

冬になると悪魔どもも冬の眠りにつく。戦いは一時休止である。でも奴らは必ず動き出す。私も戦い続けるつもりである。この戦いに勝利するまで。

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平戸に同期の弁護士と一緒に行ってきました。懐かしい感じがする街だな。

 

執筆者情報

弁護士名 松井 宏之 写真
事務所名 松井法律事務所
TEL 045-664-7918
ホームページ http://matsuilaw.net/

 

 
 
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