ページの先頭です。
本文へジャンプする。
サイト内共通メニューここまで。

まあ,今日はいっか・・・

2018年03月02日堀口 憲治郎弁護士

 先日,毎年参加している大学時代の部活のOB会に参加したところ,別人と間違えてしまうくらいすっかりスリムになった先輩がいた。私自身も徐々にお腹周りが気になり始めていたのでその先輩に話しを聴いたところ,糖質制限ダイエットにより1年間で体重が20kg減ったとのことであった。

 糖質制限ダイエットとは糖分をなるべく摂取しないようにすることにより中性脂肪が蓄積しないようにするというダイエット法のことだ。具体的には,食べ物で言えば肉,魚,豆腐などのタンパク質は〇であるが,ご飯,麺,パンなどの炭水化物は×,お酒で言えば焼酎,ウイスキーなどの蒸留酒は〇であるが,ビール,日本酒,ワインなどの醸造酒は×といった具合だ。また,その先輩は,長続きのためにはあまりに厳しい制限を自分に課さず,時には「まあ,今日はいっか・・・」というような適度な「緩さ」も大切であると言っていた。

 これなら意志の弱い私にもできそうだと思い,さっそく翌朝からご飯をいつもの半分程度に抑えその代わりに豆腐を食べるようにし,飲み会などでも乾杯のビールの後は焼酎やウイスキーを飲むようにし,またチョコレート,せんべいなどのおやつも極力食べないようにしてみた。

 しかし,飲み会などでアルコールが入ってしまうと理性のたがが外れ,「まあ,今日はいっか・・・」という例外条項を発動してしまい,×区分である大好きな日本酒を飲んでしまうことも多い。そればかりではなく,「あの先輩も『緩さ』が大切だって言っていたじゃないか」と自分に言い聞かせて,またもや例外条項を発動し,二次会のカラオケ後にもちろん×区分であるラーメンを食べてしまうこともある。シメのラーメンまで食べてしまった翌朝は,さすがに少し落ち込む。がっつりとラーメンを食べていながら,ごはんを半分に抑えることにどれだけの意味があるのか疑問に感じながら,糖質ダイエットを再開する。

写真

 糖質ダイエットを始めて1か月が経つ。体重は1kgくらい減ったようであるが,誤差の範囲なのでダイエットの成果とまでは言えないであろうが,適度な「緩さ」も大切であるという先輩の言葉を信じて,しばらく続けてみたい。

 今晩も飲み会がある。またまた「まあ,今日はいっか・・・」と言って,×区分の日本酒を飲んでいそうな気がする。

 

執筆者情報

弁護士名 堀口 憲治郎
事務所名 寒河江・堀口法律事務所
事務所住所 横浜市中区本町2丁目19番地 弁護士ビル6F
TEL 045-201-4141
FAX 045-201-4370

 

こちらに記載の事務所情報等は執筆当時の情報です

 
 
本文ここまで。