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時は金なり

2019年07月05日笹岡 亮祐弁護士

 先日,私は,機械式腕時計を初めて購入しました。

 機械式とは,クォーツ式(電池式)とは異なり,ゼンマイのみを利用して動いている時計のことで,メンテナンスを行えば長年使用することができる一方,クォーツ式より時間のずれが大きく生じてしまうし,購入費も維持費も高額という特徴があります。

 このように聞くと,時計は時間を知ることが目的なのだから,機械式より,時間が正確で安価なクォーツ式の方がよいのではないか,むしろスマートウォッチの方が様々な便利な機能が付いているのだからよいのではないか,と感じると思います。

 また,高級時計を身に付けるのはただの見栄に過ぎず,浅ましいと感じる方もいるかと思います。

 私も,機械式腕時計を手に取るまでそう考えることもありましたし,購入する時計を選ぶときに悩んだのは事実です。

 しかし,なぜ私が機械式腕時計に心を奪われたかというと,気品に溢れ,滑らかに動く秒針という外見の魅力はもとより,腕に付けてさえいれば,身体の動きによって自動でゼンマイが巻かれ,動き続けるという構造にロマンを感じたからです。

 私の心の中のリトル笹岡に聞いたところ,「機械式腕時計を買いたい」,そう答えたのです。

 冗談はさておき,機械式腕時計は,身に付けていなければ止まってしまいますし,メンテナンスをしないと壊れてしまうので,確かに面倒ではありますが,どこか人間らしく,かわいらしさを感じられます。

 そして,限られた時間をともに刻み,長年連れ添っていけるという点に趣があると思います。

 私も,おじいさんの古時計のように,嬉しいときも悲しいときも,この腕時計とともに過ごしていきたいと思っています。あと百年生きたら,ドラえもんに会えます。

 あらためて時間の大切さを噛みしめるとともに,時計を買うのにお金がかかってしまった現実に気付かされつつあるこの頃です。

写真1

母校の時計台

写真2

ミラノの街並み

 

執筆者情報

弁護士名 笹岡 亮祐

 

 
 
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