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相談に行くときには

2021年12月08日更新その他

生涯独身だった叔父が亡くなり、私はどうやら法定相続人になるようなのですが、生前殆ど交流がなかったため、他の親戚の代理人弁護士からの通知が来ても特に何もしていませんでした。しかし、先日家庭裁判所から呼出状が来たので、さすがに焦って弁護士会の相談センターの予約を取り、今度相談に行くことになりました。どのような用意をして行くと良いでしょうか。

一般的に、弁護士に法律相談するにあたって、「必ず持って行かなければいけないもの」というものは特にありません(相談時に持参が必要なものの指示があった場合には、それに従ってください)。ただ、

・相手方からの通知文書など:今回の件でいえば、親戚の代理人弁護士からの通知書面
・手続関係の資料など:今回の件でいえば、家庭裁判所からの呼出状や申立書、添付資料など

を持ってきていただけると、事案に即したより具体的なお話をすることができるかと思います。

また、相談に対応する弁護士からすると、上記のほか

・時系列の分かる資料
・こちらから相手方や裁判所に出した書類
・その他の関連する資料(写真など)

等もあると助かるなと感じることが多いです。

もちろん、資料の準備で必要以上の手間と時間がかかって相談に行きづらくなってしまっては本末転倒ですし、膨大な量の資料をご持参いただいても、限られた時間の中で弁護士がその全てに目を通すことができない場合もあります。何を持って行けば良いか迷ったら、弁護士か相談場所宛に問い合わせていただくのが一番ですが、とりあえず持ってきていただき、その場で弁護士と確認しながら取捨選択していくという方法も可能です。

せっかくの機会ですので、有意義な相談となりますよう心よりお祈り申し上げます。

関連情報

総合相談
民事家事当番弁護士制度
家庭の法律相談

回答者情報

弁護士名 黒江 卓郎
事務所名 木村良二法律事務所
事務所住所 神奈川県横浜市中区尾上町1-4-1関内STビル6階
TEL 045-681-9424
Webページ https://yokohama-kimuralaw.jp/

 

こちらに記載の事務所情報等は執筆当時の情報です

 
 
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