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早くも感じるジェネレーションギャップ |
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2025年06月06日伊藤 悠弁護士
弁護士の伊藤悠(いとうゆう)と申します。現在は横須賀で弁護士をしております。
私はとある学校で、外部講師をしています。相手にするのは主に高校生です。
この記事を執筆している令和7年5月30日現在において、私は20代ですので、比較的(かろうじて・ギリギリ)弁護士の中では若い方かと思われます。しかし、本物の若者と話していると、ジェネレーションギャップを感じずにはいられません。
先日、講義中の雑談において、刑事弁護を題材にしたドラマ『99.9』の話になりました。そこで、(念のため)主演であった『嵐』の『松本潤(まつじゅん)』を知っているか聞いてみました。すると、なんと数名から「知らない。」と言われてしまいました。私の世代で『まつじゅん』を知らないなどということはあり得ません。『嵐』とそのメンバーを知っているのは当たり前のことで、「常識」と呼んでも差支えありません。
それを「知らない」だなんて・・・。かなりショックを受けました。ショックのあまり、その後の講義をちゃんとこなせたか非常に不安です。
しかし改めて調べてみると、嵐が活動を休止したのは2020年12月、今から丸4年以上前のことです。とすると、今の高校生は当時11歳、12歳の小学生です。テレビをしっかり見始める時期に、既に嵐は活動休止中です。知らなくても無理はありません。
他方で、今の高校生、YouTubeにはかなり詳しいです。人間はもちろん、いわゆる「Vtuber」が好きな子もたくさんいます。私は、人間もVもかろうじて知っているので、なんとか話に付いていくことができていますが・・・若者の映像的娯楽が、テレビではなくYouTubeに移り変わっていることを肌で感じました。

だんだんと、しかし着実に、自分の中の常識が、ジェネレーションによって覆されていくのだと痛感しております。今後は、なんとか、可能な限り、自分の価値観をアップデートして、流行に喰らいついていく所存です。つきましては、諸先生方、ナウい流行り物を見つけましたら、すぐに伊藤までご連絡ください。
執筆者情報
弁護士名 | 伊藤 悠 |
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事務所名 | 弁護士法人権田総合法律事務所 |
こちらに記載の事務所情報等は執筆当時の情報です