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横浜を歩く |
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2026年03月27日有水 雄紀弁護士
私は、兵庫から横浜へ拠点を移して数年になりました。よく、神戸と横浜は類似点が多いといわれますが、異なる点も多いです。そのうちの1つに、道案内をするときに、神戸では「山側・海側」という言葉を使用するということが挙げられます。
神戸の地形は、北側は常に「山」であり、南側は常に「海」です。地図を広げずとも、六甲の稜線が見えれば自分の立ち位置が分かります。「一本北(山側)の通りを右やで。」という案内は、兵庫県民にとって最も合理的で揺るぎないナビゲーションです。
一方、横浜に来てからというもの、この言葉が通用しない場面に遭遇することがあります。横浜の地形は神戸よりも複雑に入り組んでおり、海が東にあったり北にあったりするため、「海側」の一言では方向が定まらないからです。
では、横浜の人はどう歩くのか。この機会に調べてみると、そこにはまた別の独特な境界線があることがわかりました。代表的なものとして挙げられていたのは、「丘の上か、下か」という感覚。山手や元町周辺では、標高の差がそのまま街の性格を分けているかのようです。
また、歴史好きであれば、「関内・関外」という言葉を口にするそうです。かつての関所の内か外か。この目に見えない境界線を意識して歩くのもよいかもしれません。
神戸の北野坂を上り、風見鶏の館を目指す。横浜の地蔵坂を上り、外交官の家を訪ねる。呼び方は違いますが、坂を上った先にある「異人館」の佇まいは、どちらの街でも同様に、変わらぬ安心感を与えてくれます。
神戸と似た横浜、異なる横浜を感じながら、この横浜という街を歩くのも楽しそうですね。
執筆者情報
| 弁護士名 | 有水 雄紀 |
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| 事務所名 | 弁護士法人大西総合法律事務所 横浜事務所 |
| 事務所住所 | 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-7 横浜ダイヤビルディング7階 |
こちらに記載の事務所情報等は執筆当時の情報です
