横浜弁護士会新聞

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20005年10月号(4)

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私が勧めるあの店この店 川崎美味処
横溝 久美会員
 川崎は、外食の多い健啖家の私にはとても便利な街です。
 最近母正子とよく行くのが市役所近くの御存知「てんや」。味そこそこ、値段は安い。「天麩羅も庶民の食べ物になったのねえ」等と語らいながら夕食を摂っております。
 事務所の隣1階の「Lou・Lou」は、気さくなオーナーシェフとイケメンのお兄さんの店。美味しくて安い!特にランチがお勧めですが、正午着では満員御礼に阻まれます。
 稲毛神社近くの「魚昌」は、気の利いた日本料理の店。魚料理と日本酒が美味。因みに私の好物は、六色納豆と葱鮪です。
 事務所近くの「長寿庵」は、家族経営の庶民的な蕎麦屋さん。実は亡父徹のお気に入りの店でした。母正子は、「いろいろ思い出して泣いてしまうかもしれないから、行けないわ。」と申します。
 魚好きの母不在時は、肉好きの父と私とで「てっぽう」という焼鳥屋にもよく行きました。父は鰻好きでしたので、「まるだい」という鰻屋にも父母私の三人で足を運んだものです。
 「シーハーズ」というニンニク料理の店もお勧め。運が良ければ元チャンプ畑山隆則に会える。もっと運が良ければ片岡鶴太郎にも会えるかも。
 ビール好きには京急川崎駅前の「キリンシティ」。隣接したニューハトヤビル7階の「土風炉」の麦とろセットもお勧め。
 京急川崎駅前のダイスビル6階7階には食事処が天こ盛り。7階の「石庫門」と「隠れ房」は、6階のお店より味も値段もワンランク上?
 JR川崎駅ビル7階8階のレストラン街も種類豊富。7階の「ちよだ鮨」は、安いのに味はそれなりのレベルを保っており、気に入っております。量もこの私の胃に太刀打ち出来る天晴れぶり。
 さて、私がもっと若くて元気いっぱいならば「川崎新名所ラ・チッタ・デッラのお店探訪記」も載せられるのですが、パワー減退傾向@更年期障害で到底無理。よって、右探訪記は川崎の若手に譲ることにして、どうか皆様、川崎で華麗なる舌鼓を打たれますように。
川崎駅前地図

新人弁護士奮闘記 第57期 船津 大介 会員
肉体疲労から精神疲労へ
 私は、弁護士になる前は、電気工事の仕事をしていた。もちろん溶接など建築関係の資格もたくさん持っている。
 当時は、朝早くからトラックで神奈川県中の工事現場を飛び回っていた。夏は暑く、冬は寒い、土日出勤も当たり前、夜も遅くまで作業をして、毎日家に帰ったら泥のように眠っていた。あるきっかけで、このようなガテン系の職場から弁護士に華麗なる?転身を果たしたわけだが、弁護士になって実際に仕事をしてみた感想を今回書きたい。
 一言でいうと、「怖気づいた」というのが正直なところだ。私のような一年目の新米であっても弁護士として自分で判断し、裁量で仕事をしなければならないことがたくさんある。これは他の業種ではあまり考えられないことだろう。
 また、弁護士になる前は、自分は体力にも自信があるし、土日なんて休まなくても平気、夜は何時まででも仕事できるなんて思っていた。
 しかし、無理なのである。私にとって弁護士の仕事は考えること、心配することが多すぎて、一日にある程度の量の仕事をすると、それ以上頭が働かなくなってしまう。休日は事件のことを忘れてリフレッシュしないと、とても毎日続かない。今まで「趣味は仕事で、バリバリ仕事をします」なんてモーレツ型人間を気取っていたが、この自信は木端微塵に吹き飛んでしまった。
 しかし、よく考えてみれば、社会の様々なトラブルの中に身をおいて、あちこちに気を遣い、これで疲れないはずがない。こんな大変な仕事を何十年も続けてこられた諸先輩方には本当に頭が下がる思いである。自分を甘やかすつもりはないが、これからはうまく息抜きもして、早く一人前になれるように努力しようと思う。

至誠堂書店 7月の売れすじ本
 弁護士会地下の至誠堂書店にて、7月に売れた本ベスト5をご紹介します。
1.「破産法 第4版」
伊藤眞著 有斐閣 4,410円
今年1月施行の破産法大改正に伴って改訂された定評ある基本書。
2.「一問一答 新・会社法」
相澤哲編著 商事法務研究会
2,940円
来年4月施行の「会社法」成立に伴い、会社関係の法律が大改正されたのを受け刊行。法務省の立案担当者らが一問一答式で解説。
3.「非公開会社のための新会社法」
鳥飼重和他著 商事法務研究会
2,730円
2と同様に改正「会社法」を解説。こちらは実務家が日頃相談を受けることの多い非公開会社を中心に弁護士が解説。
4.「新不動産登記法の解説と申請様式 別冊NBL103」
鎌田薫監修 商事法務研究会
4,200円
5.「新不動産登記の実務と書式」
司法書士登記実務研究会編
民事法研究会 4,200円
以上の2冊は、不動産登記法の大改正を受けその解説と書式を掲載。
 
 他の注目本としては、7年ぶりに大改訂された別冊判例タイムズ16号「民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準 全訂4版」(東京地裁民事交通訴訟研究会編、3,150円)、判例タイムズ1178号「説明義務違反・情報提供義務をめぐる判例と理論」(中田裕康・山本和彦・塩谷國昭編、2,300円)があります。
 
今後も定期的に至誠堂書店にて売れ行きの良い本をご紹介していきます。

いろいろな相談にお応えします。
横浜弁護士会総合法律相談センター
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訂 正
 9月号1面紛争解決センターの記事で写真の名前に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
  
誤 小原「政」敏 正 小原「」敏

編集後記
 日本司法支援センター。何なんでしょうね。中身がよく分からないまま進める人あり、反対する人あり。
デスク 安田英二郎 1面担当 澤田 久代 2面担当 長澤 洋征
3面担当 奥園龍太郎 4面担当 両角 幸治

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