横浜弁護士会新聞

2008年3月号  −3− 目次

事務局紹介 (1) いつでも声をかけてください 総務会計課
 総務会計課は、2階事務室左手に位置し、総務係と会計係で構成されており、正職員4名、派遣職員3名、パート職員4名が業務を担当しております。最近入局した職員も多く、割合フレッシュなイメージとなっております。
 主な業務内容は次のとおりで、総務係、会計係の順に紹介いたします。
 総務係
 入退会・登録事項変更
 会員登録等に際し、必要な書類のお渡し、ご説明を行っております。また、事務所住所等登録内容に変更が生じた場合にも手続が必要ですので、お申出下さい。
 各種証明書の発行
 日弁連発行のカード式会員身分証明書(毎月25日頃取り纏め)、当会発行のカード式法律事務所職員身分証明書(毎月月末取り纏め、翌月15日発行)、在会、印鑑、新旧事務所、自宅・事務所住所証明といった各種証明書(証明願の形式)の発行を行っております。カード式の証明書は有料で、その他の各種証明書は、現在無料で発行しております。
 会館利用等
 会員の皆様が事件等で当会館を利用する際の受付事務(利用1か月前より受付)、メールBOX利用受付、会員事務所住所の宛名ラベルの販売を行っております。
 その他の業務
 当会法規管理、行政等委員推薦事務、事務局コンピュータといったIT全般の管理を担当しております。また、委員会業務としては、綱紀、紛議、選挙管理、広報などを担当しております。
 会計係
 会計・会費管理
 当会・日弁連の会費納付管理、その他特別会費の管理等、会員の皆様に納めていただく会費及び弁護士会会計全般の事務を行っております。
 当会・日弁連会費については、自動引落(りそな銀行)をお勧めしております。その場合、引落日は毎月25日です(休日の場合は翌銀行営業日となります)。
 保険事務
 弁護士国民健康保険の申込み等の取次ぎを行っております。その他弁護士国民年金基金の簡単なご案内についてもお渡ししますので、お申出下さい。
 その他管理事務等
 役員の日程調整、当会宛文書管理、防災を主とした会館管理、事務用品等備品の管理を行っております。また、委員会事務として懲戒、共済、会館調査、国際交流委員会などを担当しております。
 以上のように、普段は、会員、法律事務所職員の皆様にとっては関わりの少ない(関わりたくない)部署かもしれませんが、ご用命がありましたら、いつでも声をかけて下さい。
(総務会計課長  棟居 大輔)
組織図
 ▲画像をクリックすると拡大します

常議員会のいま 法テラスの報酬金について議論
会員 佐藤 嘉記
 原稿依頼を受けたが、締切は1月末。この間常議員会は1月16日の1回しかない。そこでやむを得ず私は初めて事前配布資料を熟読し気合を入れて同日の常議員会に臨んだ。
第5号議案 日弁連意見照会「日本司法支援センター民事法律扶助業務に関する業務方法書改正案について」当会回答の件
 このうちの「相手方の財産的請求を排除した場合の報酬金」について議論となった。法テラスの改正案は、現行の運用(請求排除額を基準として1000万円以下の部分その10%、1000万円を超え3000万円以下の部分はその6%等として算出)を減額(報酬金は着手金の7割の額を基準とし出廷回数1回あたり10500円を加算することができる)するものであった。
 執行部案は、これは受任者である弁護士に犠牲を強いるものであり反対するというものであった。
 この執行部案に反対の論陣をはったのが法テラス川崎支部長であった。その理由とするところは過大請求の存在であった。現行の運用を前提とすると過大請求を撃退した場合に報酬額が多くなりすぎ、依頼者ひいて立替をする法テラスの負担が大きすぎるという意見である。確かに拝聴すべき意見であり、種々議論となった。
 しかし会長自らの数字をあげての説明があり、改正案に従った場合の具体的報酬計算額を呈示されるに至り、次期会長予定者の「さすがにそれは安すぎる」等の発言もあって、改正案に反対する執行部案が賛成多数で可決承認された。

理事者室だより 11 「お互い楽しかったね」
副会長 三嶋 健
 今回の理事者室便りが、私の最後の便りとなる。過ぎてしまえば早いものだ。
 今期執行部が全員顔を揃えたのは、2月半ばだった。私は、支部出身のためか、名前は知っていても初対面に近い人が多かった。人見知りする質なので、当初は緊張したが、協力して会務に取り組む内に、すぐに、親しくなり信頼しあう仲となった。
 ただ、会長と副会長では立場が異なる。副会長は会長の補佐にすぎず、会長が決裁し、責任を負う。重要な場面で、会長が断を下すのを目にした人も多いと思う。その意味で、会長は権威をもって臨まなければならないし、その分、煙たい存在でもあった。
 新潟の会議の後、意図的ではないが、会長と筆頭副会長を置いて、平の副会長だけで飲みに行ってしまったことがある。のびのびと飲み大いに盛り上がった。会長が「あいつら逃げやがって」とぼやいていたと人づてに聞いて、副会長同士、顔を見合わせて吹き出したことがあった。会長は、孤高にならざるを得ず、その意味では孤独だったのではないかと思う。
 筆頭は、会長の女房役であり、副会長の調整役でもある点で、理事者の結束の要である。気苦労も多かっただろう。
 藤田、伊藤、中村各副会長には、「お互い楽しかったね」というところだが、会長と筆頭には「大変でしたね。お疲れ様でした」と声をかけたい。

前のページへ 次のページへ

<<横浜弁護士会新聞メニューへ