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能ある鷹は爪を隠すが・・・

2012年04月20日三浦 靖彦弁護士

テレビでは、クイズ番組花盛りである。

一時期は、きわめて簡単な問題や常識的な問題を出して、それらに対する「おバカ」な解答をする芸能人を視聴者が笑って見るタイプが多かったように思う。
「おバカタレント」というジャンルが確立し、視聴者は半ば優越感を半ば親しみやすさを感じて、彼ら彼女らを応援していた。

ところが、最近は、「インテリ芸人」や「インテリ軍団」たちが、一般常識を越えた難問に解答をして、見ているこちらとしても、感心するばかりである。

ただ、現在でも、番組によっては、小学校の教科書問題から出題などというものもあり、そのような番組を家族と見ていると、色々と気まずい思いをすることもある。

というのも、確かに、小学校は卒業したはずなのに、小学校レベルの問題を堂々と間違えるのである。もちろん、それが有名中学入試問題だったりすれば、わからなくて当たり前(?)だから良い。しかし、小学校の標準教科書に載っている知識が危ういのだからたまらない。

さらに、それを家族の前で得々と「答は、鎌倉時代だよ」などと言うものだから、全然違う正解が発表された日には、「へへへ・・」などと笑うしかなくなってしまうのである。「僕の頃には、鎌倉時代と習った気がしたんだがなあ。」などと、いいわけを聞こえよがしにつぶやくが、歴史上の事実が数十年で変わるわけもなく、恥の上塗りとなるだけである。

そうであるならば、大声で答を言ったり、さらにはそのような番組を見なければ良さそうなものである。何も、家族相手に今更ほめてもらう必要も無いし、そもそも家族には底が見えている。

しかし、能のない鷹は、すぐに爪を出したくなってしまうものだから、ちょっとでも知っていることがあれば言わずにはいられない。

日頃受動的にしか見ていないテレビ番組であるが、クイズ番組では、自分も頭をひねって考えたり思い出したりするのが楽しくもあり、どうしてもクイズ番組にチャンネルを合わせてしまうのである。

 
 
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