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成年後見センターみまもり

「成年後見制度」とは、何ですか。

成年後見制度とは、認知症などの心の病気によって、ご自分でお金の管理などがうまくできなくなった方のために、成年後見人などが、ご本人のご意向や生活状況に配慮しながら、お金の管理などを行う制度です。
大きく分けて、家庭裁判所が成年後見人などを選ぶ「法定後見制度」と、ご本人がお元気なときに、予め、公正証書として作成する契約書で後見人を指定しておく「任意後見制度」の二つの制度があります。前者の「法定後見制度」には、病状の重い順番に、「後見」(お金の管理などを全般的に後見人が行う)、「保佐」(不動産の売買などの法定事項と予め決められた事項について保佐人が関与する)、「補助」(予め決められた事項について補助人が関与する)の3つの類型があります。

法定後見制度はどうしたら利用できますか。

家庭裁判所に対して、成年後見人等選任の申立書を提出し、成年後見人等を選任してもらうことで利用を開始します。

成年後見人はどのように選ばれるのですか。

誰を成年後見人に選任するかは家庭裁判所が決めます。家庭裁判所での判断にあたっては,ご本人の心身の状態,生活及び財産状況,後見人候補者の職業及び経歴,利害関係の有無,ご本人の親族関係などご本人に関する一切の事情が総合的に考慮されます。家庭裁判所に提出する申立書に「候補者」を記載できますが、「候補者」が選ばれる場合もあれば、「候補者」以外の専門職等が選ばれる場合もあります。希望通りになるとは限りませんので、ご不安があるときには、成年後見人選任申立前に「みまもりダイヤル」の電話相談などで弁護士に相談することをお勧めします。

成年後見の申立て手続きを弁護士に依頼できますか。

申立の手続きも、弁護士がお引き受けします。「みまもりダイヤル」にて弁護士との相談を受付していますので、まずは弁護士にご相談ください。

成年後見人となる候補者の弁護士をどのように探せばよいでしょうか。

「みまもりダイヤル」にて弁護士にご相談いただき、依頼することができます。「みまもりダイヤル」で受け付け後、面談相談の場合、原則として弁護士の事務所で行い、初回30分まで無料です。直接相談していただき、候補者となることを依頼するかをお決めください。

成年後見について弁護士に相談したいのですが、費用はかかりますか。

相談に関しては、①電話相談、②弁護士事務所での面談相談、③出張相談があります。受付は「みまもりダイヤル」にお電話ください。

①電話相談・・・20分以内の電話相談は無料です。

②弁護士事務所での面談相談・・・初回30分以内は無料で、2回目以降は有料であり、金額は相談者と弁護士が協議して決めます。

③出張相談・・・有料であり、金額は相談者と弁護士が協議して決めます。金額の上限は、初回(税込)2万円です。

出張相談はありますか。

弁護士がご自宅またはお近くの適宜の場所に出張してご相談を伺います。「みまもりダイヤル」で20分間の電話無料相談に申込んでいただき、電話相談を担当した弁護士に引き続き出張相談を依頼する方法と、「みまもりダイヤル」ではじめから出張での相談を依頼する方法があります。出張でのご相談は有料となりますので、担当する弁護士にあらかじめご確認ください。

子供が知的障がいを持っています。将来の財産管理はどうすればいいですか。

お子さんに成年後見人が付いていれば、もしもご自分に何かあったときでも安心です。成年後見人は財産管理だけではなく身上監護(お子さんの生活状況の把握や必要な契約の締結など)も行いますので、お子さんのことをよくわかってくれて信頼できる人に成年後見人(候補者)をお願いすることが大切です。

 
 
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