横浜弁護士会新聞

2008年4月号  −3− 目次

事務局紹介 (2) パワフルにお役に立ちます 業務課
 業務課は、2階事務室右手に位置し、第一係と第二係で構成されています。正職員5名、派遣職員2名、パート職員6名が業務を担当しております。各種研修会やイベントの受付、23条の2照会、福利厚生事業を取り扱う協同組合など、会員の皆様の手助けをすることが業務の中心となっています。また、ほとんどが女性職員で構成されており、とても元気でパワフルな部署でもあります。
 では、主な業務を紹介いたします。
第一係
◇研修業務
 倫理研修を始め、会員研修、事務職員研修など各種研修会のご案内と受付を行っております。過去の研修会のDVDの貸出もしていますので、惜しくも参加できなかった研修会がありましたら、お問い合わせください。
◇イベント業務
 4月1日の新理事者披露懇親会、賀詞交換会・新年宴会、新入会員歓迎会など、会員の親睦のためのイベントの業務をしております。
◇司法修習生に関する業務
 昨年11月配属の新61期司法修習生から新しいカリキュラムが始まりました。現在、分野別で各庁での修習を行っておりますが、7月から選択型修習が開始され、今は、裁判所及び検察庁、参加する各委員会と協議を行い、その準備を進めています。
◇協同組合業務
 会員の福利厚生事業をご案内する神奈川県弁護士協同組合の業務を行っております。弁護士賠償責任保険など各種保険、特約店の紹介のほか、労働保険事務組合の事務を行っております。法律事務所での労働保険料の納付や雇用保険の手続きを代行しますので、委託をお考えでしたら、ご連絡ください。
◇その他の業務
 会員サポート窓口、市民窓口などの相談窓口、法教育センター、個人情報保護、健康診断、合同就職説明会、災害復興、弁護士情報提供制度(ひまわりサーチ)などを担っております。
 委員会業務としては、弁護士フェスタ、法科大学院、業務妨害、業務対策、隣接士業関係、などがあります。
第二係
◇23条の2の照会業務
 弁護士法23条の2に基づく照会制度は、基本的人権を擁護し、社会正義の実現を使命とする弁護士の職務の公共的性格に鑑み、その職務活動を円滑に執行処理するために必要な調査手段として法律で定められています。これからも、弁護士の職務の手助けとなるよう適正な事務を取って参ります。
◇人権賞の業務
 平成8年に横浜弁護士会人権賞を創設し、人権擁護の輪を広げ、人権の更なる発展と定着に寄与し、優れた功績を挙げた民間の個人、グループ、団体を毎年表彰しています。
 「横浜弁護士会10の決意」にある、(1)地家裁委員会の活用と弁護士任官の推進、(2)弁護士偏在の解消、(3)法科大学院の支援、(4)法教育の取組、(5)人権擁護活動の強化、(6)立憲主義擁護の6つの決意の実現のため、事務局として会員を補助します。
 それと同時に、これからも司法修習から就職独立まで、登録後の研修や協同組合による福利厚生など弁護士業務のサポートを使命として業務を遂行しますので、よろしくお願いいたします。
(業務課課長代理 遠藤 光基)

お帰りなさい石川会員 安芸ひまわり基金法律事務所長退任慰労会
 2月1日、ロイヤルホールヨコハマにて、石川裕一会員の安芸ひまわり基金法律事務所長退任慰労会が開催された。石川会員は、平成16年10月に当会から高知県弁護士会に登録換えをし、安芸市の公設事務所である安芸ひまわり基金法律事務所長として弁護士業務を行い、3年の任期を無事終了して1月に当会に復帰した。
 山本会長の挨拶に続いて、石川会員から挨拶があった。全く地縁血縁のない土地に単身で行くことは大変であったが、事件は刑事・クレサラから種々の一般民事事件まで盛りだくさんであり、思い描いていたとおりの弁護士の仕事を行うことができ、充実した3年間であった。また、公設事務所から戻ってきた会員がスムーズに業務を開始できる体制が必要で、その確立により公設事務所の後任弁護士にも行き易くなるので、その体制作りをお願いしたいとのことであった。
 続いて、花束贈呈、竹森副会長による乾杯の音頭を経て、石川会員の勤務弁護士時代の所長である内山辰雄会員から石川会員が登録当初から公設事務所に関心を抱いていたことや、内山会員が安芸まで陣中見舞いにいった時の話がなされた。最後は、公設事務所から安心して会員が戻れる体制を作りたいとの三嶋副会長の挨拶で終了した。
 なお、石川会員は現在日本大通り法律事務所にて執務しており、安芸ひまわり基金法律事務所には、当会から津田久敬会員が登録換えをして業務を行っている。

理事者室だより (12) バトンタッチ
副会長 藤田 敏宏
 昨年3月に、熱海「大観荘」で、関東十県会正副会長会議・拡大理事会が開催され、「一行組」が平成19年度執行部として紹介されて、早1年が経ちました。バトンを受けていないせいか、それとも、緊張していたせいか、正副会長会議で何を議論していたのか記憶に残っていません。
 「一行組」もバトンゾーンに入り、3月1日・2日熱海で、武井次期執行部ともども十県会に参加しました。弁護士の大量増員問題・偏在過疎対策、法科大学院の規模と弁護士会との協力体制等々が議論され、今後の司法の在り方に影響する重要かつ深刻なテーマであることが発表されました。
 平成20年度は、これら法曹人口問題や共済問題、裁判員制度や被疑者国選拡大への対策のほか、横浜で開催される関東十県会50周年記念行事と関東弁護士会連合会定期大会への対応等々多くの課題が待ち受けています。
 武井執行部がこれら多くの課題に果敢に対処され邁進されることを願って、バトンをタッチし、エールを送りつつ、「一行組」は解散することにします。
 最後に、「一行組」の解散にあたり、会員の皆様のご協力と、事務局職員の皆様の懇切丁寧なバックアップに感謝申し上げます。
 ありがとうございました。
 レオ君・ルナちゃん! ただいま。

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