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東京オリ・パラを目前にした今、改めて国際交流のススメ

2020年02月07日辛 鐘建弁護士

 みなさんは1年にどれだけの「外国人」と接していますか。
 私は,年に数回は韓国に行きますので,周りの方からすると割と多くの機会があるようです。

 神奈川県弁護士会では,毎年韓国の京畿中央地方弁護士会(水原市)の弁護士たちと,弁護士ならではのテーマで勉強会をし,その後テーブルを囲んで楽しく食事を取り,さらに二日目にはサッカー大会をするなど親密な交流をしてきました。韓国と日本で交互に開催しており,昨年は記念すべき15回目をむかえました。全国各地の多くの弁護士会でも,このような国際交流をしているようです。

 私の個人的な活動としては,昨年,ある団体で韓国に行った際,アメリカや南米などで働く弁護士と会う機会がありました。
 実際会って話をするまでは,「英語できないのに大丈夫かな…。なんか心配だな…。なんかすごいフレンドリーにこられてもなんか困るな」などの思いを抱いていました。

 しかし,いざその場が始まってみると,①明るく「ハーイ」と挨拶をし,②握手を交わした後,③相手の目を見て自分の名前を伝え,④相手に興味を持ち質問をする(常識的に失礼な質問に当たらない限りどんな質問でもいいし英語能力はもはや気にしない)。
 これだけでもうお知り合いです。そう,これだけでいいのです。
 結局は自分が勝手に「なにか」を恐れているだけなのかも知れないなと思わされました。

 そして, 題名にもあるように,今年はいよいよ東京オリンピック・パラリンピック。
 沢山の国から沢山の「外国人」が日本を訪れることでしょう。昨年のラグビーW杯はその前哨戦のような空気を味わわせてくれました。

 果たして私たちは,外国から人を迎える準備ができているでしょうか。

 もしかしたら,オリ・パラ期間前後であっても「外国人」と接する機会はないかもしれません。
 でも,もしその機会があれば勇気を出して笑顔で「ハ-イ!」から始めてみましょう。

 

執筆者情報

弁護士名 辛 鐘建
事務所名 横浜法律事務所

 

こちらに記載の事務所情報等は執筆当時の情報です

 
 
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